「穀雨」 (気節:三月「中」)2024年4月19日(金) 23時2分 ~2024年5月5日 9時12分 |
二十四節気「穀雨」(春雨降りて百穀を生化する) 4月20日頃。穀雨とは、百穀を潤す春の雨。霜止んで苗出る頃。つまり、遅い霜が降らなくなり、水が雨となって地を潤します。その恵みを受けて作物の苗が出始めます。そのため、種蒔きの好機とされました。また、木々の若芽が伸る頃。穀雨の終り頃にあたる八十八夜では、新芽をつみ取る茶摘みが行われます。水辺には、浮き草が生じます。 穀雨は辰月の中気。そして、季節の変わり目である土用。戊(つちのえ)。陽の土。水の恵みを受けて土が潤い、季節は春から夏へと移り変わります。 |
Photo:SIFCA 執筆:秋月さやか/MoonLABO