植物の夢
… 果樹
果実は快楽、そして豊かさのあらわれです。
甘い果実が実る樹はすべて女性であると古代の夢占いでは考えていました。エデンの園や桃源郷など、理想郷には、いちじくや林檎、桃などの果実がたわわに実っているという言い伝えがあります。
熟れた果実は、甘い誘惑、快楽の時間などをあらわしています。魅力的なお誘いがやってくるかも知れません。
ただし、果実が熟れていなければ、期待外れになるでしょう。酸っぱい葡萄。硬く小さな林檎、熟れていない桃などは、プラトニックな愛情や、警戒心のあらわれです。反対に、腐っている果実は、堕落した快楽への警告となります。
古来より、女性が夢の中で果実を見るのは、妊娠を告げると言い伝えられてきました。果実は結実であり、次代への命を宿すものだからです。男性がその夢の中で果実を見るのは、結婚の予兆。果物(たとえばリンゴやブドウ)の樹の下でデートする夢は、典型的な結婚の夢!
ジャムは、結婚生活や豊かな暮らしをあらわします。ただし、腐っているジャムやかびているジャムは、マンネリ化した夫婦関係。夢の中で、ジャムがかびているのを見たなら、配偶者への心遣いが必要です。無関心に放っておいてはいけません。
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