初夢公開鑑定2007 バックナンバー
今年も、多数の初夢ご応募、ありがとうございました。
毎年、多数の方々からご応募いただく夢を読んでみますと、人々の関心が、夢に特徴的にあらわれているような気がします。今回ご応募いただいた夢の傾向として、災害、つまり地震や、災害現場(瓦礫が転がっている道とか)があらわれることが多かったようです。世の中の関心は、災害対策へと向かっているのかも知れません。
今回もご応募多数につき、なかなか3通に絞りきれず、なんとか6通を選びました。当選されなかった方には申し訳ありませんが、ご応募いただきました夢には、すべて筆者自ら目を通しております。また、当選者外の方にも参考になるような夢であることを基準に選んでおりますので、なにとぞご了解ください。個人的に特殊な状況(と思われる)記述の夢は、外させていただいております。(とはいっても、なかなか面白い夢もあるので残念なのですが・・・)
初夢はこれから1年間の運勢を占う夢ですが、今回、注目したいのは、夢の中でのあなたの行動。道を歩いている、建物の中を先へ進んでいく、空を飛んでいる等々、こうした移動は、すべてこれからの物事の進展具合を示しているのです。乗り物による移動も、同様に考えます。
うまく先へ進んでいくことができれば、あなたの考えていることや、関わっている物事は進展します。先へ進んでいけなくなったり、引き返すのは、物事がうまくいかなくなること。迷ってしまう、どちらへ進んでいっていいのかわからない、というのは、先行きが曖昧になっていく夢。道(あるいは線路など)が途中で途切れてしまうのは、これまでの状況が突然停止したり、中止になること。リストラなどを意味することが多いのです。
また、周囲の風景や街の様子は、あなたをとりまいている運命的な状況です。荒れた山道や、寂しい街並み、灰色の風景などは、今のあなたが、すさんだ状況にいることを告げているのです。
日の出の風景や、輝く空や海、広い野原、賑やかな街並み、美しい山などを見る事が出来れば、希望に満ちた状況が期待できる年になることでしょう。
さて、あなたの初夢はいかがでしたか?今年も良い夢が皆様のもとに訪れますように。
今年も「秋月さやかのドリームメッセージ」をよろしくお願いいたします。
地震の夢が、実際の地震の予知夢となることはあまりないといっていいでしょう。むしろ、自分自身の不安感、生活が落ち着かないといった気持ちが、夢の中で地震になってあらわれることが多いのです。また、ニュースなどで地震が報道された直後に、地震や災害地の夢を見る人が増えるようです。
「家が傾き半分地面に埋まっている」ということから、ご自宅の経済的な問題や、ハルさん自身、あるいはご家族の健康が心配されます。現在の家ではないということですが、夢の中で自宅だと思っている家は、自分の生活の場や肉体(健康)をあらわすのです。
つまり、これは警告夢と考えてよいでしょう。実際の災害では、災害が起こる前に防止することや、起こった場合に被害を最小限にするための対処策を考えることが大切になってきますが、警告夢の場合も同じです。
経済的な問題をきちんと見直し、健康にも気を配ってください。家に籠もりがちで運動が不足していませんか?「玄関を空けに動こうとしても思うように動けない」わけですから、家の中にばかりこもっていたり、関心が外に向かっていないことも考えられるのです。あるいは、ハルさんだけではなく、お母様がそのような状況になっているのでしょうか?
ただ、夢の中では「怪我がなく外に出ることが出来た」わけですから、そんなに心配するような問題ではないでしょう。
地震の予知夢ですが、私個人の体験で言えば、中越地震の1週間ほど前に「大きな蛇の夢」を見たことがあります。(その後、実際に中越地震を長岡で体験しました。)蛇が必ず地震と結びつくというわけではないのですが、とにかく大きな蛇でしたので、大地の守り神というような存在として登場したのでしょう。
まず、時間帯に注目してください。つまり、「日の出前の荒れた山道。その後、日の出の頃の輝く空と海が穏やかに広がる」。日の出前とは、目標がはっきりせず、準備段階にあるような時間帯です。荒れた急な山道をのぼり、男に襲われるなどは、準備段階で人知れず苦労することになる、ということかも知れません。が、その後、日の出の空と海を眺めることになります。日の出は、文字通り日の目を見るという大変良い夢です。トラブルを切り抜けた後に、結果的に苦労が報われる形で目標がはっきりしたり、周囲に認められると考えても良いでしょう。
次に、地形に注目。荒れた山道を上っていくということで、今のあなたが困難な険しい状況であると考えられます。「ヘアピンのように道は曲がり」「切り立った崖の急な坂道」など、紆余曲折した状況が続きます。その途中には神社が2つあります。それは信念や人生の節目になるような出来事を意味しているのですが、参拝していませんので、心の支えを求める気持ちをあらわす程度のことかと思われます。その後、輝く空と海が広がるわけですから、たぶん眺めの良い頂上近くまで昇ったのでしょうか。それは文字通り、高みに上るということで、出世や成功を意味しています。
夢の中に登場する痴漢やセクハラ男は、実際に性的なトラブルをあらわしているわけではない場合が多いのです。不快な出来事の化身。「おにぎりを奪われる」のは、給料や報酬に関わるトラブルでしょうか。が、結局男は崖下に落下し、溺れ沈められてしまうので、トラブルの原因は解決(解消)するでしょう。
「火が燃え盛る瓦礫の間を自転車に乗って進んでいく」「道は広くはなく坂になっており、悪路」などから、困難で問題の多い道を進んでいこうとしている状況にあると考えられます。旧友は、仕事の同僚でしょうか?旧友を振り切って果敢に突き進もうとするのですから、周囲がひるんでしまったような困難、たぶん仕事での困難にも、だんぼーさんは果敢にチャレンジしているのでしょう。しかし、火が燃え盛る瓦礫・・・では、かなり街中は荒れ果てているのではないでしょうか。だんぼーさんと旧友以外にも、人はいるのでしょうか?
さて、この夢で進んでいった道はその先、どうなっているのでしょう。 「ほんの少しで道が途切れ終っている様に見えた所は道幅は狭く、突出した絶壁のようであり、燃え果て朽ちた瓦礫があった。そのむこうは空だった。」ということですが、道は終わっていたのでしょうか? そこは絶壁で道が終わり、空が広がっていたのだとしたら、今のだんぼーさんが瓦礫の中を潜り抜けて頑張っている先には、物事の中止や失望が待っているかも知れません。道幅がたとえ狭くても、なんとか進んでいく道が見えているのなら、まだ先はあります。
もしも、だんぼーさんが夢で見た道の先がどうなっているのか、よく覚えていないのであれば、その道の先には何があるのか自分で想像してみてください。夜眠る前、あるいはちょっとぼーっとしている時などでいいですから、夢の風景を思い出しながら、想像するのです。その先が、行き止まりになっていると思うのか、あるいは、続いていると思うのか。なんとかその先に進んでいきたい、だんぼーさんがもしそう思うなら、細い道が続いているところを想像してみてください。細いけれど、なんとか先に進むことができる。そういう道を思い浮かべ、そして、その道をどうやって進んでいったらいいか、を考えてみてください。
逆夢ですね。ご安心ください。「こうなって欲しくない」という夢を見ることは、結構多いものです。「なんていう初夢を見てしまったのか。」というご感想、ごもっともです。がしかし、逆夢ですので、現実にはならないと思います。ただ、このような夢を見るということは、もしかしたら、身近に友人や知人などで中年離婚されている方、いらっしゃるのではないでしょうか。(注・応募者は50代の方)。
夢の中ではご自身から離婚を言い出したということですが、逆夢であることを考えると・・・実際にはかなり亭主関白のご家庭ではないかとお察しします。せめて夢の中では、自分から離婚を言い出してみたい、そういう願望を夢で叶えているような気がしますが。
これは充足夢(現実では叶えることが出来ない願望を夢の中でだけ叶えることができる)でもあります。しかも「夫は『しかたないね』とすんなり離婚を承諾」という展開です。よく考えれば、自分の思い通りになっている(離婚の主導権を握っている)わけですから、満足するはずなのに、複雑ですね。現実では妻の言うことなど聞いたことがないのに、なぜ夢の中ではすんなり承諾してくれるのか納得できない、そんなお気持ちではありませんか?いえ、この夢が他人事とは思えない奥様たち、たくさんいるのではないでしょうか。
また、この夢のもうひとつの解釈としてキーワードになるのが「離婚」です。離婚とは、経済的な自立を意味している場合もあるのです。もしかして、今まで専業主婦だったけれど、仕事を始めてみようなどと考えてらっしゃるでしょうか?そのことを意味している夢かも知れません。
箱根駅伝が出てきたのは、年始の行事という意味合いが強いようです。実際にTVなどで箱根駅伝を観たり関心を持っている場合はもちろん、そうでなくても、その時期に行われている季節行事やニュースなどの場面を夢が勝手に取り込んでしまうことはよくあります。(注・サッカーの試合が話題になっている時期には、なぜかサッカーの試合場にいて・・・というような夢の場面設定がかなり多かったのです。)
ここでのポイントは、まず、プールの中(寒くなく気持ちよい)と、水中を走ってきたランナーに〜というところ。水の中、というのは、自由で感情が豊かな場所です。(水は感情をあらわします。)あなたを取り巻く環境が、あなたにとっては寒くなく気持ちよい場所となり、周囲の人とのコミュニケーションもうまくいくでしょう。ランナーへの手渡しがうまくいくことで、それがわかります。
鰹節も重要です。魚の加工食品ですので、報酬や利益をあらわすのです。しかも、鰹節は保存性にも優れ、めでたい行事に贈られることの多い縁起物でもあります。仕事がうまくいくことで、給料があがったり、多額の報酬を受け取ることができる夢、とも解釈できるでしょう。
大きな白い蛇は運命のメッセンジャーと考えて良いでしょう。運命の転換期が訪れることを告げているのです。が、具体的にそれは何であるのか、と言われるとちょっと難しいのです。災害、冠婚葬祭、異性との出会いや誘惑、信仰心や使命、プレッシャーやストレス、金運など、いろいろな解釈があるのです。
ちなみに白い蛇の場合、日本人にとっては、金運と結び付けられることが多いようで、「白蛇が夢に登場したら宝クジを買う!」という人も多いと思います。絶対にあたります、とは言えませんが、当たる確率は高いといってもいいかも知れません。
さて、ここに登場する大きな白い蛇は「血に汚れた(殺人や犯罪などを犯した)人間をかぎ分ける能力」を持っているということですが、人は誰でも心の中に後ろめたい部分というのを持っているのです。誰だって、人に言えないことのひとつや2つ・・・どころか、3つや4つ、5つ、それ以上あると思いませんか?また、ストレスや人に対して隠している物事などが、後ろめたい部分になってしまうこともあります。つまり、今のソラさんは、ストレスや後ろめたい部分を強く意識しているのではないでしょうか。ここでの蛇は怪物や猛獣と同じような存在として登場しています。そのストレスから必死に逃げているのです。
が、白い蛇は、基本的には悪役ではありません。(黒い蛇の場合は要注意です。)ソラさんは水中に逃げますが、蛇はさらに追ってきて、喉に喰らいつきます。そして暗い水の中へと沈んでいくのですが、暗い水の中とは、心のもっと深い部分かも知れません。そして、心の深い部分について考えることで、精神的に生まれ変わることができるのです。それは、そんなに簡単なことではないかも知れませんが、運命の転換期には、どうしても体験する出来事です。
あるいは、この蛇は異性の可能性もあります。異性との出会いによって、いろいろなことを悩んだ結果、自分をより深く知ることができるでしょう。白い蛇ですから、運命の相手との出会いかも知れません。
毎年、多数の方々からご応募いただく夢を読んでみますと、人々の関心が、夢に特徴的にあらわれているような気がします。今回ご応募いただいた夢の傾向として、災害、つまり地震や、災害現場(瓦礫が転がっている道とか)があらわれることが多かったようです。世の中の関心は、災害対策へと向かっているのかも知れません。
今回もご応募多数につき、なかなか3通に絞りきれず、なんとか6通を選びました。当選されなかった方には申し訳ありませんが、ご応募いただきました夢には、すべて筆者自ら目を通しております。また、当選者外の方にも参考になるような夢であることを基準に選んでおりますので、なにとぞご了解ください。個人的に特殊な状況(と思われる)記述の夢は、外させていただいております。(とはいっても、なかなか面白い夢もあるので残念なのですが・・・)
初夢はこれから1年間の運勢を占う夢ですが、今回、注目したいのは、夢の中でのあなたの行動。道を歩いている、建物の中を先へ進んでいく、空を飛んでいる等々、こうした移動は、すべてこれからの物事の進展具合を示しているのです。乗り物による移動も、同様に考えます。
うまく先へ進んでいくことができれば、あなたの考えていることや、関わっている物事は進展します。先へ進んでいけなくなったり、引き返すのは、物事がうまくいかなくなること。迷ってしまう、どちらへ進んでいっていいのかわからない、というのは、先行きが曖昧になっていく夢。道(あるいは線路など)が途中で途切れてしまうのは、これまでの状況が突然停止したり、中止になること。リストラなどを意味することが多いのです。
また、周囲の風景や街の様子は、あなたをとりまいている運命的な状況です。荒れた山道や、寂しい街並み、灰色の風景などは、今のあなたが、すさんだ状況にいることを告げているのです。
日の出の風景や、輝く空や海、広い野原、賑やかな街並み、美しい山などを見る事が出来れば、希望に満ちた状況が期待できる年になることでしょう。
さて、あなたの初夢はいかがでしたか?今年も良い夢が皆様のもとに訪れますように。
今年も「秋月さやかのドリームメッセージ」をよろしくお願いいたします。
秋月さやか
2007年初夢公開鑑定当選者発表
ハルさんの夢
・・・地震の夢を見ました。天災に見舞われる可能性はありますか? 大きな地震が起き、玄関を空けに動こうとしても思うように動けませんでしたが、怪我はなく外に出ることが出来ました。家は傾き半分地面に埋まっているのを母親と話しながらみていました。でも現在の家ではありません。 |
地震の夢が、実際の地震の予知夢となることはあまりないといっていいでしょう。むしろ、自分自身の不安感、生活が落ち着かないといった気持ちが、夢の中で地震になってあらわれることが多いのです。また、ニュースなどで地震が報道された直後に、地震や災害地の夢を見る人が増えるようです。
「家が傾き半分地面に埋まっている」ということから、ご自宅の経済的な問題や、ハルさん自身、あるいはご家族の健康が心配されます。現在の家ではないということですが、夢の中で自宅だと思っている家は、自分の生活の場や肉体(健康)をあらわすのです。
つまり、これは警告夢と考えてよいでしょう。実際の災害では、災害が起こる前に防止することや、起こった場合に被害を最小限にするための対処策を考えることが大切になってきますが、警告夢の場合も同じです。
経済的な問題をきちんと見直し、健康にも気を配ってください。家に籠もりがちで運動が不足していませんか?「玄関を空けに動こうとしても思うように動けない」わけですから、家の中にばかりこもっていたり、関心が外に向かっていないことも考えられるのです。あるいは、ハルさんだけではなく、お母様がそのような状況になっているのでしょうか?
ただ、夢の中では「怪我がなく外に出ることが出来た」わけですから、そんなに心配するような問題ではないでしょう。
地震の予知夢ですが、私個人の体験で言えば、中越地震の1週間ほど前に「大きな蛇の夢」を見たことがあります。(その後、実際に中越地震を長岡で体験しました。)蛇が必ず地震と結びつくというわけではないのですが、とにかく大きな蛇でしたので、大地の守り神というような存在として登場したのでしょう。
青春のエルフィン☆さんの夢
・・・日の出前の荒れた山道を上る。その後、日の出の輝く空と海が穏やかに広がる夢。 早朝(日の出前?)背後に痴漢の存在を感じながら荒れた山道を上がっていました。小さな鳥居をくぐると神社がありました。そこからヘアピンの様に道は曲がり、奥にもうひとつ神社が見えました。それらを横目に見ながら進むと切り立った崖の急な坂道になりました。だいぶ上がった所で男が襲いかかりコンビニのおにぎりを奪い嘲笑いながら走って引き返しました。男は崖から落下。見ると穏やかに広がる日の出の頃の輝く空と海。男は溺れ更に隣の男に沈められました。 |
まず、時間帯に注目してください。つまり、「日の出前の荒れた山道。その後、日の出の頃の輝く空と海が穏やかに広がる」。日の出前とは、目標がはっきりせず、準備段階にあるような時間帯です。荒れた急な山道をのぼり、男に襲われるなどは、準備段階で人知れず苦労することになる、ということかも知れません。が、その後、日の出の空と海を眺めることになります。日の出は、文字通り日の目を見るという大変良い夢です。トラブルを切り抜けた後に、結果的に苦労が報われる形で目標がはっきりしたり、周囲に認められると考えても良いでしょう。
次に、地形に注目。荒れた山道を上っていくということで、今のあなたが困難な険しい状況であると考えられます。「ヘアピンのように道は曲がり」「切り立った崖の急な坂道」など、紆余曲折した状況が続きます。その途中には神社が2つあります。それは信念や人生の節目になるような出来事を意味しているのですが、参拝していませんので、心の支えを求める気持ちをあらわす程度のことかと思われます。その後、輝く空と海が広がるわけですから、たぶん眺めの良い頂上近くまで昇ったのでしょうか。それは文字通り、高みに上るということで、出世や成功を意味しています。
夢の中に登場する痴漢やセクハラ男は、実際に性的なトラブルをあらわしているわけではない場合が多いのです。不快な出来事の化身。「おにぎりを奪われる」のは、給料や報酬に関わるトラブルでしょうか。が、結局男は崖下に落下し、溺れ沈められてしまうので、トラブルの原因は解決(解消)するでしょう。
だんぼーさんの夢
・・・瓦礫の間の悪路を自転車で果敢に突き進もうとする夢。道の先は果たして? 火が燃え盛る瓦礫の間を自転車に乗って進んで行くと、後ろから同じく自転車に乗って一緒に来る旧友がいる。道は広くはなく坂になっており、悪路。旧友を振り切って火と瓦礫を果敢に超え、突き進もうとする自分。灰色の景色。もうほんの少しで道が途切れ終っている様に見えた所は道幅は狭く、突出した絶壁のようであり、燃え果て朽ちた瓦礫があった。そのむこうは空だった。 |
「火が燃え盛る瓦礫の間を自転車に乗って進んでいく」「道は広くはなく坂になっており、悪路」などから、困難で問題の多い道を進んでいこうとしている状況にあると考えられます。旧友は、仕事の同僚でしょうか?旧友を振り切って果敢に突き進もうとするのですから、周囲がひるんでしまったような困難、たぶん仕事での困難にも、だんぼーさんは果敢にチャレンジしているのでしょう。しかし、火が燃え盛る瓦礫・・・では、かなり街中は荒れ果てているのではないでしょうか。だんぼーさんと旧友以外にも、人はいるのでしょうか?
さて、この夢で進んでいった道はその先、どうなっているのでしょう。 「ほんの少しで道が途切れ終っている様に見えた所は道幅は狭く、突出した絶壁のようであり、燃え果て朽ちた瓦礫があった。そのむこうは空だった。」ということですが、道は終わっていたのでしょうか? そこは絶壁で道が終わり、空が広がっていたのだとしたら、今のだんぼーさんが瓦礫の中を潜り抜けて頑張っている先には、物事の中止や失望が待っているかも知れません。道幅がたとえ狭くても、なんとか進んでいく道が見えているのなら、まだ先はあります。
もしも、だんぼーさんが夢で見た道の先がどうなっているのか、よく覚えていないのであれば、その道の先には何があるのか自分で想像してみてください。夜眠る前、あるいはちょっとぼーっとしている時などでいいですから、夢の風景を思い出しながら、想像するのです。その先が、行き止まりになっていると思うのか、あるいは、続いていると思うのか。なんとかその先に進んでいきたい、だんぼーさんがもしそう思うなら、細い道が続いているところを想像してみてください。細いけれど、なんとか先に進むことができる。そういう道を思い浮かべ、そして、その道をどうやって進んでいったらいいか、を考えてみてください。
モネさんの夢
・・・夫と別れる夢。夫はすんなりと離婚を承諾。。。 なんていう初夢を見てしまったのか。夫と別れる夢でした。いえいえ決してそんなことは望んでいません。私の方から言い出したようで夫は『しかたないね』とすんなり離婚を承諾。。。。 |
逆夢ですね。ご安心ください。「こうなって欲しくない」という夢を見ることは、結構多いものです。「なんていう初夢を見てしまったのか。」というご感想、ごもっともです。がしかし、逆夢ですので、現実にはならないと思います。ただ、このような夢を見るということは、もしかしたら、身近に友人や知人などで中年離婚されている方、いらっしゃるのではないでしょうか。(注・応募者は50代の方)。
夢の中ではご自身から離婚を言い出したということですが、逆夢であることを考えると・・・実際にはかなり亭主関白のご家庭ではないかとお察しします。せめて夢の中では、自分から離婚を言い出してみたい、そういう願望を夢で叶えているような気がしますが。
これは充足夢(現実では叶えることが出来ない願望を夢の中でだけ叶えることができる)でもあります。しかも「夫は『しかたないね』とすんなり離婚を承諾」という展開です。よく考えれば、自分の思い通りになっている(離婚の主導権を握っている)わけですから、満足するはずなのに、複雑ですね。現実では妻の言うことなど聞いたことがないのに、なぜ夢の中ではすんなり承諾してくれるのか納得できない、そんなお気持ちではありませんか?いえ、この夢が他人事とは思えない奥様たち、たくさんいるのではないでしょうか。
また、この夢のもうひとつの解釈としてキーワードになるのが「離婚」です。離婚とは、経済的な自立を意味している場合もあるのです。もしかして、今まで専業主婦だったけれど、仕事を始めてみようなどと考えてらっしゃるでしょうか?そのことを意味している夢かも知れません。
ふくたこさんの夢
・・・箱根駅伝のランナーに鰹節を渡す夢 箱根駅伝を沿道で応援していたら、係員に呼ばれて「ランナーに鰹節を渡す」手伝いをすることに。渡す場所はプールの中だが、寒くなく気持ちよい。水面から顔を出して待っていたら「ランナーが来るから急いで!」と、係員から鰹節を受け取り水中へ。鰹節をバレーボール大に丸め、水中を走ってきたランナーへ手渡した。 |
箱根駅伝が出てきたのは、年始の行事という意味合いが強いようです。実際にTVなどで箱根駅伝を観たり関心を持っている場合はもちろん、そうでなくても、その時期に行われている季節行事やニュースなどの場面を夢が勝手に取り込んでしまうことはよくあります。(注・サッカーの試合が話題になっている時期には、なぜかサッカーの試合場にいて・・・というような夢の場面設定がかなり多かったのです。)
ここでのポイントは、まず、プールの中(寒くなく気持ちよい)と、水中を走ってきたランナーに〜というところ。水の中、というのは、自由で感情が豊かな場所です。(水は感情をあらわします。)あなたを取り巻く環境が、あなたにとっては寒くなく気持ちよい場所となり、周囲の人とのコミュニケーションもうまくいくでしょう。ランナーへの手渡しがうまくいくことで、それがわかります。
鰹節も重要です。魚の加工食品ですので、報酬や利益をあらわすのです。しかも、鰹節は保存性にも優れ、めでたい行事に贈られることの多い縁起物でもあります。仕事がうまくいくことで、給料があがったり、多額の報酬を受け取ることができる夢、とも解釈できるでしょう。
ソラさんの夢
・・・大きな白い蛇に追いかけられ、喉に喰らいつかれて水の底に沈んでいく夢 その蛇は、血に汚れた(殺人や犯罪などを犯した)人間をかぎ分ける能力を持っており、私は追いかけられているのです。私は逃げ続けるのですが蛇は執拗に追ってきます。どうにか海辺まで来ましたが、追りくる蛇の気配を感じ、私は水中へ。水中で岸の方を見ると蛇が水中を真直ぐ私の方目掛けて泳いで来ます。観念した私の喉に蛇が喰らいつき、そのまま私は暗い水の底へ沈んでいきました。 |
大きな白い蛇は運命のメッセンジャーと考えて良いでしょう。運命の転換期が訪れることを告げているのです。が、具体的にそれは何であるのか、と言われるとちょっと難しいのです。災害、冠婚葬祭、異性との出会いや誘惑、信仰心や使命、プレッシャーやストレス、金運など、いろいろな解釈があるのです。
ちなみに白い蛇の場合、日本人にとっては、金運と結び付けられることが多いようで、「白蛇が夢に登場したら宝クジを買う!」という人も多いと思います。絶対にあたります、とは言えませんが、当たる確率は高いといってもいいかも知れません。
さて、ここに登場する大きな白い蛇は「血に汚れた(殺人や犯罪などを犯した)人間をかぎ分ける能力」を持っているということですが、人は誰でも心の中に後ろめたい部分というのを持っているのです。誰だって、人に言えないことのひとつや2つ・・・どころか、3つや4つ、5つ、それ以上あると思いませんか?また、ストレスや人に対して隠している物事などが、後ろめたい部分になってしまうこともあります。つまり、今のソラさんは、ストレスや後ろめたい部分を強く意識しているのではないでしょうか。ここでの蛇は怪物や猛獣と同じような存在として登場しています。そのストレスから必死に逃げているのです。
が、白い蛇は、基本的には悪役ではありません。(黒い蛇の場合は要注意です。)ソラさんは水中に逃げますが、蛇はさらに追ってきて、喉に喰らいつきます。そして暗い水の中へと沈んでいくのですが、暗い水の中とは、心のもっと深い部分かも知れません。そして、心の深い部分について考えることで、精神的に生まれ変わることができるのです。それは、そんなに簡単なことではないかも知れませんが、運命の転換期には、どうしても体験する出来事です。
あるいは、この蛇は異性の可能性もあります。異性との出会いによって、いろいろなことを悩んだ結果、自分をより深く知ることができるでしょう。白い蛇ですから、運命の相手との出会いかも知れません。
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