ムーンラボカフェ

初夢公開鑑定2018 バックナンバー

今年もたくさんのご応募ありがとうございました。

 当イベントの応募は無料です。応募にあたりメールアドレス、住所、生年月日等の個人情報についての登録も不要ですので、登録情報を2次利用することもありません。しかしながら、応募いただいたすべての夢に回答をさしあげることはできず、なるべく多くの方にとって役立つ解釈の夢をとりあげて公開でお答えしています。当イベントの趣旨を御理解いただいた方々の御協力により、長年、イベントを継続できたことに感謝申し上げます。
 
 さて、初夢には個人の運命だけでなく、これからの社会情勢を暗示する内容が含まれているという説があります。思い返してみれば、2011年に御応募いただいた夢には、川の氾濫も含め、自然災害の夢が多くありました。やはり、人々の無意識の中にはこれからの世の中の流れの片鱗のようなイメージがちらちらと浮かんでいるものなのかも知れません。(注・当時は吉夢のみをとりあげる方針であったため、自然災害の夢は公開していません。)
 などと書くと、では今年はどうなのかと心配になる方もいるでしょう。今回、御応募いただきました夢の多くは、例年に比べると自然災害などの悲惨な内容が少ないような気がしました。こちらにいただいた夢だけで世の中の情勢が判断できるわけではないとはいえ、全体の傾向としては、例年に比べるとかなり穏やかな感じがします。
 といっても、自然災害、もしくは世の中が崩壊する夢は、毎年、幾つかはやってきます。しかしそれらの夢が、世の中の災害や天変地異を予言しているというわけでもありません。個人的な心象世界内の問題を示しているだけのこともあります。
 知人のオカルトライターに聞いた話ですが、かつて某宗教団体の主催者で終末論を唱えている人にインタビューしたことがあるそうです。それから何年かして、終末論の日時には何も起こりませんでした。しかし、その前後にその教祖が亡くなったということです。つまり、終末とは世の中の終末ではなく教祖本人の心象世界における終末を意味していたということになるのでしょう、
 天変地異や災害の夢が、個人の運命の中で起こることなのか、それとも社会情勢にまで影響しているものなのか、そのような夢の解釈は難しいものです。以前にも書きましたが、「世界が崩壊する」夢をしょっちゅうみるという当時10代の少女はゲームが好きで、崩壊する世界は彼女にとってはゲームの中でおなじみの風景であるということでした。
 
 ところで、今年ご応募いただいた夢には「追いかけられる」「時間が迫っている」といったキーワードが多いように感じました。世の中の変化は激しく、時間に追われ、あるいはストレスに追われる傾向はますます強まっていくのかも知れません。
 めまぐるしく変化していく状況。初夢は1年の運勢を告げるイニシャルドリーム(はじまりの夢)とされていますが、しかし、よい夢をみたら1年間安泰かというと、そういうわけでもありません。1年という時間軸で物事が動いていくとは限らず、世の中の変化はもっと短期間に起こるようになってきています。言い換えれば、ちょっとぐらい悪い夢をみたとしても、乗り越えることができれば、その先の状況は変化していきます。というわけで、今年は吉夢のみに特化せずに、なるべくいろいろな夢をとりあげてみることにしました。

秋月さやか
初夢画像

「サンクチュアリの中を牝ライオンが通りすぎていく夢」
Q 一軒家にたどり着き、白い部屋で白いテーブルセットに座っていたら、左手のドアの無い暗い入り口からメスのライオンが数頭現れて、私の足のそばを何度も通り過ぎていった。私は柔らかい白いワンピースを着ていて、足は素足だったので、うっかりライオンが遊ぶつもりでじゃれついたら、彼女達には悪気がなくとも、人間の足は柔らかいので、酷く怪我をしてしまうかもしれないと思い、必死で腹筋を使って足を上げて隠していた。
(ハンドルネーム 火水ハヌル)

A なんでライオン?戌年なのに?などと。 といってもライオンは、猫科でありながらかなり犬っぽい。神殿を守る獣としてのライオン。「獅身女面像」であったスフィンクスがシルクロードを通って唐獅子になり、そして狛犬になって日本へと辿りつきますので、ライオンは猫でもあり犬でもある不思議な獣です。
 名古屋に通称「おからねこ神社」と呼ばれる神社があるそうです。もともとは「唐犬」の頭が祀ってあり「おからいぬ」神社だったのが、いつの頃からか「おからねこ」神社になったということなのですが、猫でもあり犬でもあるのが狛犬、そしてそのルーツがライオンなのです。
 牝ライオンといえば、エジプトのセクメト女神でしょう。頭がライオンで体は女性。ちなみに、セクメト女神の夫は創造神プタハ(地下鉱物の神でもあり、闇の神でもある)、その息子ネフェルトゥムの3神が「メンフィス3神」です。セクメトは疫病をまくと同時に鎮めることもでき、灼熱の太陽であり、殺戮の女神であると同時に家庭の守護者であり、母でもある。セクメト女神は、悪神でもあり、善神でもあります。それはその性質が獣だからです。「うっかりライオンが遊ぶつもりでじゃれついたら、彼女達には悪気がなくとも、人間の足は柔らかいので、酷く怪我をしてしまうかもしれない」、そのとおりです。獣に宿る神性とはそのようなものですし、加減ができずに過剰になってしまった力は相手に危害を与えます。絶対的な悪や善があるのではなく、コントロールできるかどうかということではないでしょうか。毒と薬は隣り合わせですし、幻想と狂気は紙一重、世界にはそういうものがたくさんあるでしょう。
 白い部屋はサンクチュアリで、白い服を着てるのは、サンクチュアリに入るにふさわしい服装をしているということ。つまり、内的世界での体験をすることが目的の夢ということになるかと思います。素足ということで思い出したのですが、ヒンドゥー教寺院の礼拝は素足です。日本でも、しばらく前までは神聖な場所には履物を脱ぐだけでなく、素足で礼拝する習慣があったようです(注・現在は足袋着用が多いようです。)
 サンクチュアリの中で牝ライオンが通りすぎていくというところからは、旧約聖書のダニエルの物語も連想されるかも知れません。ダニエルはネブカドネザル王の夢の謎を解き明かした人物ですが、家臣の陰謀でライオンの洞窟に投げ込まれます。しかし、ダニエルはライオンに襲われることなく、逆にダニエルを陥れようとした者たちがライオンの餌となったという話です。もしかしたらダニエルも、ライオンたちを刺激しないようにというぐらいには気を使っていたんではないでしょうかね。
 このように、ライオンというキーワードだけで、エジプト、バビロニア、ヒンドゥー、中国、日本までさまざまな物語が浮かんでくるではありませんか。ライオンに導かれ、広い世界を駆け巡ってご活躍なさってください。
秋月さやか

「繰り返しみる夢にはどんな意味が?」
Q 暮れの25日過ぎから繰り返し見ている夢があります。状況は各々少しずつ違っているようですが、自動車事故に遭う夢です。自分が横断歩道を渡っているのにはねられる、という部分だけが変わりません。正夢だったら嫌なので、なにか意味のあるものだったら知りたいと思います。
(ハンドルネーム たまねぎ)

A 繰り返しみる夢は重要です。あなたがその夢の意味に気づくまで、もしくはその願望(予兆)が現実になるまで何度でも繰り返されます。しかしながら、この夢は実際に事故に遭う予知夢ではありません。では何を意味しているのか。それはトラブルとの遭遇です。自動車に比べ、歩行者は交通弱者です。つまり、自動車はもっと大きな力を持った何かです。「横断歩道を渡っている→ルールは守っている」にも関わらず、遭遇してしまうトラブル。横断歩道は、他の人が渡っているから安全というわけではありません。一般慣習や法律が完全に守ってくれるわけではない、ということです。横断歩道だから(他の人が渡っているから)と安心せずに、状況を確認しましょう。油断は禁物です。もしも、無法地帯もしくはルールが曖昧な場に居るとしたら、法律は通用しません。
 つまりこの夢は警告夢です。道を渡る→道の向こう側へと移動する→これまでとは違う他の場所へと赴くにあたってのトラブルです。ですから、道を渡ること自体を控えたほうがよいでしょう。引越し、転職、大きく生き方を変えることすべてを見合わせたほうがよいでしょう。そしてくれぐれも、油断をしないこと。
秋月さやか

「20歳年上の女性が白いワンピース姿であらわれる夢」
Q 普段お化粧、おしゃれをしない20歳年上の知人女性が白いワンピースの女性らしい姿で現れ「そんなに私のこと好きなの?愛はあるの?」と拒絶するように言われました。現実はそのような仲ではありません。
(ハンドルネーム マーク)

A 夢の中に登場した異性から愛を告白される、もしくは誘惑されるといった夢は、現実に愛を告白されたり誘惑されることを告げる予知夢にはなりません。「現実ではそのような仲では」なく、そしてこれからもそのような仲になることはないでしょう。
 たとえば、普段そのような仲ではない異性と結婚する夢をみたとしましょう。それは実際の結婚を意味する予知夢ではなく、契約的な関係性を意味しています。つまり仕事での協力関係などです。
 その20歳年上の女性は、あなたにとっては恋愛の対象外であると思われますが、しかし、あなたにとって有益な知識や役立つ何かを持っている人なのではないでしょうか。ここでその女性がいっている『愛』とは、信頼や評価を意味していると考えるとわかりやすいでしょう。
秋月さやか

「蚕の幼虫が糸を引いたり宙に浮いている夢」
Q 密閉された小屋で、蚕の幼虫がびっしりつまっている真空パックを5〜6袋開けました。蚕は飛び出さないだろうと自信満々に空を飛び去る私。翌日、様子を見に行ったら蚕の幼虫がぶわっと飛び出した後で…蚕は糸をひいたり宙に浮いたりしていました。
(ハンドルネーム maho‐chan)

A 蚕は弥生時代に大陸から日本へと伝わり、かつて養蚕業は日本の主要産業でもありました。小正月(旧暦1月15日)の繭玉飾りは、米の粉で作った繭形を木の枝に飾った縁起物で、養蚕と農作物の豊作を田畑の神に祈願します。皇居では現在でも養蚕の技術が継承されていますが、現代の日本で養蚕を行っている農家は、東京都下で数軒ほどしかないようです。蚕は蛾の仲間ですが、古代の日本において蝶と蛾は区別されておらず、蝶も蛾も幼虫が繭を作って成虫になると考えられていました。そして、蚕も蝶も、家内安泰、子孫繁栄をあらわす存在です。
 さて、そのようなわけでたくさんの蚕が糸をひいている夢は、たいへん縁起のよい夢といえそうです。蚕は西洋の夢占いには登場しないキーワードでしょう。蚕が吉兆であるのは、東洋の夢占い特有の解釈であるといえそうです。
秋月さやか

「失くした結婚指輪を左手にしていた夢」
Q 転勤族ですが、持ち家があり、人に貸して13年目になりますが、初夢に出て来てびっくり。お隣さんに見知らぬ3人家族が引っ越して来て、家にいれたら、茶色いダックスフンドのワンちゃんも遊びに来て和気藹々に。そのご主人に、指輪を社内の女子たちに毎年プレゼントしてるから指輪を売ってる店を教えてって言われ、何故か無くした結婚指輪を私が左手のにしていて、それをみてサイズを当ててびっくりして目が覚めた夢。
(ハンドルネーム あおいちゃん)

A 転勤だけでなく、子育て、お姑さんのお世話など、いろいろと大変だったのではないでしょうか。そろそろ転勤生活も終わり、ご自宅に戻ることを考えはじめているのでしょう。持ち家とはまさに家庭です。
 指輪の話題から、失くした(実際に失くしたかどうかはわかりませんが)結婚指輪をみつけて再び身につけるというストーリーですが、これは改めてパートナーと向き合う、そして夫婦や家庭のありかたを考えることを意味しているようです。
秋月さやか

「保育室で預かった女の子がおもらしする夢」
Q 介護をしている友人の家に行ったら、排水が詰まっていてテラスで用を足さねばなりません。なんだか汚いテラスでした。
 場面が変わって保育室。女の子を預かっていたら大量のおもらし。でも臭くなて透明な水みたいなおしっこでした。
 その後綺麗なオフィースに私はいました。雇用が決まったようで、人事の方に説明を受けていました。役員らしい中年男性が現れて、IT専門の広告会社であることがわかりました。自分が何故採用されたのかわからないのですが、違和感なくそこにいました。過去の友人とこれから成長する女児。私の新しい仕事がうまくいく暗示の夢ととらえてよいでしょうか?
(ハンドルネーム ゆりあ)

A 実際に介護のお仕事をなさっているかどうかはわからないのですが、これまでの仕事は、排水が詰まっているトイレと捉えることができるでしょう。友人の家に行くというところからは、それなりに気心の知れた職場のようですが、かなりストレスがたまっているようです。
 そして保育室で女の子を預かり、その女の子が大量のおもらし。たぶん女の子は新しい仕事を意味していると考えられます。おもらし=尿ですが、尿もまた排泄物なので、収入を意味します。新しい仕事は将来性もあるようですが、しかし、人のお子さんを預かっているということ、そして、介護と同じように手もかかるということはありそうです。
秋月さやか

「建物が崩れる夢」
Q 会社内で用事があり、前に所属していた部署の女性のところに話に行くはずが、探しながらなぜかたどり着けずいつのまにか学校の中をさまよっている感じ。すると、ある実験室のような工場のようにガラクタ系のものがあふれているところに入りこんでしまう。
 出入り口が狭く煩雑で判らないので、作業中の男の人に、私はどこから来たんでしたっけ?と聞き、あそこからだよ、と教えてもらう。あぁ!なんか判らなくなっちゃって。と言うと、まもなく奥の方からものすごく大きい爆発音がして、やばいんじゃないか?!とだから早く出たかったという感覚と、早くここから離れないと!と思って出口へ急ぐ。しばらくすると、自分がいるところから外の景色が見え、ガラス窓の向こうの建物から火の手があがっている。
 さっきの爆発が火元では?と、思う間もなく火は大きく燃え上って建物は崩れ落ちてしまう。(それが寝る前に目にしてしまった都庁爆破のドラマの影響な気がします) 崩れ落ちたのが自分がいる建物と反対側に倒れたのでよかったけれど、こんなに近くてここは安全?いや、じゃないかもしれないと思って、避難しようと思ったところで目が覚めました。1/3の早朝の夢になります。
(ハンドルネーム:YouMe)

A 道に迷っている夢、なかなか目的地へと辿りつけないもどかしさのある夢は、現実でも物事がうまく進んでいかないもどかしさのあらわれです。いつのまにか学校にいる夢は「まだ学ぶことがあった」と感じている場合にみることが多いといえます。
 しかし、その学校らしき建物には、工場のようにガラクタ系のものがあふれています。これは、かつて学校で学んだことが、あまり役に立たないと感じているということのようです。さらにはその学校の建物の中では爆発が起こって崩れ落ちてしまいます。なんということでしょう。「だから早く出たかったという感覚と、早くここから離れないと!と思って出口へ急ぐ。」という部分は、次のスキルを学ぶ必要があると感じていることのあらわれかも知れません。
 建物の崩壊は、たとえば自分が属している組織をあらわすこともあります。しかし、「自分がいる建物と反対側に倒れた」ということなので、実際には被害はないようですが、仕事の状態が大きく変化したり、関わっている業界や世の中の状況が大きく変化していくことをまのあたりにすることになるかも知れません。
秋月さやか

「2つの道から1つを選ぶ夢」
Q 夢の中で、突然天空のお寺みたいなところにいました。そして、目の前には大きな金色の仏様がいらっしゃいました。すると、いきなり二つの道から一つを選ぶようにと言われました。
 一方は出家する道で、もう片方は、ペンで生きていく道つまり仏道以外で働いていく道がありました。仏道のほうがキラキラしていて興味がありましたが、結局後者を選びました。すると、「たとえどの道を選んだとしても君の行くべき所へ導いてあげよう」と言われ覚めました。
(ハンドルネーム 万里花)

A ヘレニズム時代の作家であるルキアノス(サモサタのルキアノス)は、叔父の石工(彫刻家)に弟子入りする予定でしたが、哲学や弁論などの学問にも心惹かれていました。そしてルキアノスは夢をみます。2人の女神が登場し、それぞれに自分の腕を引っ張るのでした。1人は職人風であまり美しくない「彫刻」の女神です。もう1人はたいへん美しい「教育」の女神でした。そしてルキアノスは美しい「教育」の女神につくことを決めるのです。
 つまりこれは進路を選ぶ夢です。「一方は出家する道で、もう片方は、ペンで生きていく道つまり仏道以外で働いていく道」。夢に登場する神仏は、夢をみる本人の信仰によってその姿も変化します。
秋月さやか

「旅に出る夢」
Q 元旦の夜、3つも夢を見ました。どの夢も旅に出る話で、どの夢でも遊びの旅ではなく、たくさんの知らない人達と一緒に旅立つが、私はリーダーではなく、また目的地を知らない。スタート直後にトラブルが起こりストレスを受けるけれど解決できる範囲というものでした。気持ちはほとんどニュートラルで、好奇心から少しワクワクしています。一緒に旅立つ人たちは悪い印象ではありません。
 最後の夢では、左後方から来た白い小型バスに乗ろうとしたら、右側で大掛かりなお葬式があるのに気づき、なぜか私たちが彼らの食事の用意をしなければいけないことになっていて大慌てしている、という話です。
(ハンドルネーム 貴子)

A 現在のお仕事の内容がルーティンワーク型ではなく、プロジェクト型なのでしょう。旅がプロジェクト型の仕事をあらわすことがあります。ということは、今年はまとまったプロジェクトが3つ。そして3つめのプロジェクトでは、「右側で大掛かりなお葬式があるのに気づき、なぜか私たちが彼らの食事の用意をしなければいけないことになっていて大慌て」というストーリーになります。お葬式はセレモニー、あるいはイベントを意味していますので、新事業の立ち上げかも知れません。しかし、「なぜか私たちが彼らの食事の用意をしなければいけないことになっていて大慌て」ということからすると、その3つめのプロジェクトは、とても手がかかり、そしてメンバーの面倒をみなくてはならないものになりそうです。
秋月さやか

「トイレに行くけれどなかなか出ない夢」
Q 1日から2日にかけて、2日から3日にかけてと2日続けて便意をもよおし、トイレに行くのだけどなかなか出ないという夢をみました。特に便秘な訳ではないのに2日も続けてみたので気になりました。トイレの場所は、自宅ではなかったように思います。
(ハンドルネーム ゆうこ)

A 排泄物は金運を告げる代表的な夢です。排泄物=金運と考えた場合、便秘は何を意味するでしょうか。支払いが滞っていたり、節約などで出金を制約している状況を意味するのではないでしょうか。自宅のトイレではないということなので、家計簿の問題ではなく、外との問題、つまり仕事の入出金の問題を意味しているのかも知れません。いずれにしろ、経済的な問題について、対策を考えておいた方がよさそうです。
 なお、人によっては、便秘の夢は貯蓄の夢とする人もいます。中国に貔貅(ひきゅう)という幻獣がいます。道教では、天帝のペットとして門番役を務める獣ですが、所かまわず糞尿をしたため、尻を叩かれて尻の穴がなくなったとされます。貔貅の食事は財貨であり、尻の穴がなくなってしまったため蓄財の守護獣となったとされており、そうしたことからも、東洋の夢占いでは便秘=蓄財の夢と解くことが多いようです。
秋月さやか

「夜空を眺めていたら流れ星が…」
Q 高い木々に囲まれた雪深いログハウスに宿泊した夜に、男性と夜空を眺めていたら流星が…そのまま観ていると、何個も流星が現れ、ただはしゃいでいる。寒くなり男性とログハウスに戻ると『おかえり』と誰かに出迎えられた。そんな夢でした。私は離婚歴あり、現在彼氏はいないですが、交際に発展しそうな男性がいます。何かの前兆なのか気になります。
(ハンドルネーム hibiki)

A 流れ星に願い事を唱えると叶う。洋の東西を問わず有名な呪術です。雪深い森の中のログハウスで流れ星を眺める、なんてロマンチックな情景でしょうか。夢に登場した男性は、交際に発展しそうな男性と同一人物でしたか? もしそうなら、その恋は叶いません。それは、「叶えたい願望を夢の中で描いただけ」のまさに夢物語だからです。これが願望夢です。願望夢は、それはそれは美しい夢であることが多いのです。たとえ叶わずとも、いつまでも心に残る素晴らしい夢であることは確かでしょう。ですが、もしも夢に登場した男性が、知らない人であれば、これは一転して「願いが叶う夢」になります。
秋月さやか

「父が首をつって亡くなる夢」
 天気のいい昼下がり、父が私に白黒のタオルを渡せといってきた。何か事件が起きたらしい。私の子供は従兄弟たちと電車に乗って出かけていたので、駅まで迎えにいくことに。駅に到着すると父は駅で先ほど私が渡した白黒のタオルで首を吊り亡くなっていた。
 子供が乗っていた電車は大騒ぎ! 犯人探しが始まり、色々尋問を受ける従兄弟たち。何の根拠もないが、私の子供があの人だよ犯人、と指差すと一斉に捕まえられ、取り調べを行うとやっぱりその人が犯人だった。事件は収まったが何の事件かわからず終了した。
(ハンドルネーム 0604)

A 不吉な夢ではありませんので大丈夫です。むしろ吉夢といってもいいでしょう。古来より「親が亡くなる夢は親が長生きする夢」、つまり逆夢とされているぐらいです。また、親が亡くなる夢は、親の庇護を必要としなくなる、つまり独立の夢ともされています。年齢的に考えて、お父様が定年退職したといったような出来事を意味している可能性もあるのではないでしょうか。(首吊りで亡くなるわけですが、クビとは退職を意味しているのかも知れません。)
 新年の初夢として「親が亡くなる夢」をみる人というのはわりと多く、初夢公開鑑定でもそのような夢を扱ったことが過去にもあります。新年とはもともと、祖霊を迎える日でしたから、年末年始に墓参りに行くという地域が今でもあるのです。そしてこの夢には、お父様、あなた、子供さん、3代が登場します。3代揃うということは、ある意味、たいへんめでたいことです。
 ここでいう尋問とは、お子さんたちの受験あるいは就職を意味しているような気がします。面接試験を思い出してみてください。まるで尋問されているようではありませんでしたか? しかし「何の根拠もないが、子供があの人だよ犯人、と指差すと」「やっぱりその人が犯人だった」というストーリー。犯人とは事態を引き起こした原因であり、この夢のストーリーは犯人を特定することによって終了します。たぶん、お子さんは自分の将来の夢や目標について、(何の根拠もないけれど)自分なりの正解を見つけたのではないでしょうか。もしくは、お父様のお仕事を結果的に継ぐ形となる可能性もあります。
秋月さやか

「電車のドアが1つだけ開く夢」
Q 知らない女の人の友達の家についていき、送り届けたら用事があるからと電車に乗って都会に行くのだが、時間がギリギリで駅に着いたら乗る電車のドアが閉まった。えー、間に合ってたのにって叫んだら、1つのドアだけどうぞって開けてくれた。
(ハンドルネーム あや)

A 先ほどの夢でも書きましたが、電車などの乗り物は、仕事の流れや生き方をあらわしていることがあります。  「知らない女の人の友達の家についていき、送り届けたら」の部分に関しては、主導権はこれまであなた自身にはなかったことを意味しているようです。これまでの仕事や人生の選択については、なんとなく周囲の友人たちに影響されていたのかも知れません。しかし、「用事があるからと電車に乗って都会に行く」のは、あなた自身の運命選択です。つまり、今後あなたは「何かをするために」都会に行って仕事をする生き方を決意するでしょう。
 ですが、夢の中では「時間がギリギリで駅についたら乗る電車のドアが閉まった。」そして「1つのドアだけどうぞって開けてくれた。」というストーリーです。これはタイムリミットぎりぎりということ。そして、1つの道しかあなたには残されていません。いずれにしろ、タイムリミットが迫っていますので、運命の選択は早めにすべきでしょう。
秋月さやか

「ようやくホームに辿り着き、なんとか電車に乗る夢」
Q 古くてとても大きな駅の構内(地下道が多い)を駆け巡って、ようやくホームに辿り着くけれど、電車のダイヤも大幅に乱れているが、なんとか電車に乗れる夢です。今回は元日の夜に見ましたが、よく見る夢の一つです。見る頻度の高い夢には現在の生活をかえりみるための何か意味があるのでしょうか。
(ハンドルネーム:せらりん)

A 転職の多い生活をなさっているのでしょうか。もしくは、仕事の都合で職場が頻繁に変わる生活環境でしょうか。電車は仕事や生き方をあらわすことがあり、電車の乗り換えの夢が転職を意味することがあります。
 なんとか電車に乗ることができたということですが、いつもご覧になる夢でも「なんとか電車に乗ることができる」という夢の状況は同じでしょうか。であれば、これまで通りの状況が今年も続くということを意味している夢かと思います。
 ただし「古くてとても大きな、地下道が多い駅の構内」、そして「電車のダイヤも大幅に乱れている」ということは、あなたは現実の世界でもいつも迷いそうになり、そしてスケジュールが思うように運んでいかないもどかしさも感じているのでしょう。
 よくみる夢を意識することで、夢からさらなるメッセージをひきだすこともできます。あなたが乗った電車はどこへ向かおうとしているのでしょうか。今度、電車に乗る夢をみたら、電車の行き先を確認してみてください。「夢の中で何かを確認することなんてできない」と思うかも知れません。しかし、繰り返しみる夢では、これが可能になることがあるのです。「今度、夢の中で電車に乗る時には行き先を確認しよう」と意識してください。
 たいていの夢は、レム睡眠下でイメージされるものです。つまり、体は眠っていますが、意識は半分起きている状態ですから、強く意識していたことを夢の中で思い出すことも可能になります。電車の「行き先」を知ることができれば、あなたの運命的な行き先について考える手がかりになることでしょう。
秋月さやか

「本のページをめくっている夢」
Q 行ったこともない家の階段を登り、知らない場所に着きます。そこには楽器や本が並んでいます。その本のページをめくっているところで目を覚まします。なにを暗示していてなにを探しているのか知りたいです。
(ハンドルネーム:瑠霞)

A 行ったこともない家の階段を登ってたどり着く知らない場所とは、まさにあなたのインナーワールド。
 そこで見つけた本に書かれている内容が、今のあなたが求めている知識や運命ということになるでしょう。どんな本を読んでいたのか、夢を思い出してみてください。「本」というキーワードだけでは、この夢を解き明かすことはできません。たぶん、本の内容までは覚えていないのでしょう。ですが、夜寝る前などに、その夢の場面を思い出してみてください。何回も繰り返して思い出しているうちに、「たぶんこんな本だったのかも知れない」となんとなくイメージが浮かんでくるかも知れません。あるいは、夢の続きをみることもできるかも知れません。続きの夢を、継続夢という名称で呼ぶ人たちもいます。それがあなたにとって大切な内容であるなら、思い出すか、続きをみることはきっとできるはずです。
秋月さやか

「犬がついてくる夢」
Q 1月1日に昼寝をして見た夢です。今年の干支の犬を見ました。景色は夕方から夜で、薄暗い様でした。何となく寂しそうにしている犬が振り返って、私について来ました。追いかけられた訳ではないですが、足早に陸橋を上りました。すると今度は陸橋の下りになり、急に明るく真昼の様な風景になります。
 私は、球体で持ち手のついたガラスの器に綺麗な水が入ったバケツの様な物を持っていました。犬に焦っていた事もあり、うっかりそれを落として水をこぼしてしまいました。割れてはいないだろうと思っていたのに、あれ?割れたのかな?と思った所で目が覚めました。
(ハンドルネーム:まゆ)

A 干支の動物が登場する夢は、東洋文化圏独特の夢といえるでしょう。しかし、寂しそうについてくる犬が何を意味してるのか。振り返ってついてきたということは、本当はそのまま行きすぎてしまうはずだったということでしょう。犬は「去ぬ(いぬ)」に通じるとされ、去って行く人や物事を意味することがあります。が、振り返ってついてくる犬は、本当は去るべきであった何かを意味してるのではないでしょうか。
 夢の中では追いかけられた訳ではないとはいえ、どうもついてくる犬を避けているような感じがします。そして「犬に焦っていたこともあり」、「球体で持ち手のついたガラスの器に綺麗な水が入った」バケツのような物から、水をこぼしてしまいます。水をこぼす、もしくは器が割れる夢は、吉夢とは言えません。干支の動物は、基本的には吉意に解釈することが多いのですが、結果的に器が割れることを考えますと、「寂しそうについてくる犬」には注意したほうがよい、ということになりそうです。
 また、陸橋を上がるまでは夕方から夜で薄暗く、陸橋の下りになったら明るく昼間のような風景になる。もしかしてこれは、年の前半はぱっとせず、年の後半になって運勢が開けることを意味している可能性があるのですが、同時に、水をこぼしてしまう(もしくは器を割ってしまったかも知れない)ことを考えますと、つきまとってくる(もしくは気になる)人物に注意したほうがよく、すでに役割を終えつつある物事には執着しないほうがよいということのように思えます。
秋月さやか

「青服狩りに追いかけられる夢」
Q 青服を着たままでぶらついているときに、青服狩りがせまっているとの連絡が入る。ひとまず通りから裏筋に入り身を隠す。青服狩りは北東の方向からやってきそうで、このままでははちあわせになる。しかし、連中がやってくる前に、三叉路を反対に北西にいき、鉄道を横切り、丘を越えれば、川辺の葦の原に逃げ込むことができる。連中は、丘の向こうのことまで知らないだろうし、かぎつけたところで、みつけだすことはできないだろう。ひきかえすよりいいだろうと、川辺まで走り出す。というところで眼がさめた。
(ハンドルネーム:choku)

A 青服はブルーカラー、そして労働者を意味するのでしょうか。もしくは青服は制服、つまりある特定の職種に従事する人々をあらわしているのでしょうか。であれば「青服狩り」は、何らかの特定の人々への差別や迫害を意味しているということでしょう。
 かつて、共産党主義者を摘発追放する「赤狩り」と呼ばれる出来事がありました。共産党的な思想を持った人々を世の中から追放しようとする流れです。この夢の中では青服になっていますが、色(カラー)が、主義主張、政治的な立場を意味することがあります。赤は左翼、社会主義、共産主義などのイメージカラーですが、これはパリ・コミューンの時に革命軍が掲げていた三色旗が血に染まって赤くなった事に由来する色ともされます。青は保守を意味することもあれば労働者のブルーカラーを意味するのかとは思いますが、このあたりは時代によっても変化していくところなのでなんとも言えません。
 いずれにしろ、ある考え方や主義主張を差別する迫害者から逃げなくてはならない、ということのようです。そしてこれは典型的な「逃亡の夢」といえます。人は、自分にとって不都合な何か(迫害も含めて)に対応する時、おおまかに2つの方法のうちのどちらかをとるものですが、そのうちの1つが逃亡です。
 いずれにしろ、こうした夢をみる時には、ストレスや圧迫感が強まっていることは確かです。逃れようとしているものの正体は何なのか。まずはそれを考えてみることからですが、夢の中では逃げようとして「川辺まで走り出す。」ところで目が覚めますから、現実でもすでに何らかの対応策を講じつつあるのかも知れません。
 
 青服狩りは北東の方向からやってくるということですが、北東の方向? 北東っていったらもしかして? 節分に鬼がやってくる方位ではないでしょうか? 中国神話に登場する東海中の度朔山に桃の大樹があり、その枝の東北にあたる部分のすきまは万鬼が出入りする鬼門であるという話があります。北東とは冬至と春分の間、つまり立春を意味し、これが立春前夜の節分の鬼退治、追儺(ついな)に繋がっているものです。
 
 「三叉路を反対に北西にいき、鉄道を横切り、丘を越えれば、川辺の葦の原に逃げ込むことができる」、どちらからどちらへ向かっていこうとしているのでしょうか。想像するに、南から北へ、もしくは北から南へということになるのかも知れませんが、いずれにしろその途中で三叉路にいる状況であり、となると、目の前に選択肢は2つあるということになると思われます。そのうちの1つの道は北東へと向かっており、たぶん最初はそちらの道を行くはずだったのが、そちらから青服狩りがやってくるので、その方向へは進まず、もうひとつの道である北西へ向かう道をめざす、(もうひとつの選択をせざるをえない)ということになるのでしょう。
 さらには、丘を越えたところに川辺の葦の原があるという配置となりますが、葦の原に逃げこんで厄災を逃れる話っていったら・・・モーゼでしょうか。葦原中国(あしはらのなかつくに)っていったら、それは日本のことですし。また、葦が生えているような混沌とした沼地という意味にも解釈できるでしょう。
 となると、何かの問題から逃れるために、混沌とした場所へ逃げ込んでしばらく身を潜めるようにしながら次の生き方を探す、ということかも知れません。それはおそらく、最初に選択しようとしていた道とは反対の生き方なのでしょう。しかし、そうやって身を潜めることにより、厄災を逃れることができるなら、この夢はその逃れ方を示唆してる夢ということになるのではないでしょうか。
 
 さて、この夢はFaceBook繋がりのお友達からいただいた夢です。1月1日になってすぐの投稿で発見し、「その夢、いただきます」とコメントしたら、「どうぞ喰ってください」とお返事が。でも、私、獏ではありませんので、喰うつもりはないです。で。ちょっと獏のことを書いておきましょう。
 獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった幻獣で、鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラのようであるというのですが、一説にはこれはパンダのことだったのではないかとも言われています。獏の絵は縁起が良いとされていたのですが、しかし、もともとの獏に悪夢を食べるという性質はありませんでした。
 その獏がなぜか日本では悪夢を食べるとされるようになってしまったのは、中国で悪夢を食べるとされていた十二神将の莫奇(ばくき)、もしくは伯奇(はくき)と混同されてしまったため、という説が有力です。まあそういうわけで、悪夢をみてしまったら「見しゆめを 獏の餌食となすからに 心も晴れし 曙の空」という呪文を唱えるというまじないが伝わっています。
秋月さやか

「太陽の光で恐怖心が消える夢」
Q とても暗い空間の中に、自分だけがいて見えない妖怪か何かに対して、とてつもなく怯えていました。そうすると、黒い雲の上からとても赤く、又眩しい太陽が昇ってきました。その瞬間、恐怖心は消えとても安心し、体に取り付いていたものが消え去りました。全身に太陽の光を浴びているところで、目覚めました。
(ハンドルネーム:アンク)

A 暗闇の中に妖怪がいて、怯えている自分がいる。孤独で不安な状況のあらわれでしょう。しかし、太陽が昇ってきたら恐怖心は消え、体に取りついたものも消え去った。太陽が、暗闇の恐怖を打ち消す。これは、古今東西において共通のイメージです。たいへんわかりやすい夢で、これまでの不安な状況からの解放を意味する吉夢と解釈してよいのではないでしょうか。そのような意味をこめて、初日の出、御来光を拝むという行事には、厄祓いの意味がこめられています。  元旦でなくてもかまわないので、早起きして朝日を眺めてみるといいでしょう。そして、闇(内面)に閉じこもらずに、光(外界)という新たな希望の方向へと向かっていきましょう。
秋月さやか

「仕事に対してことごとく横やりが入る夢」
Q 1/1に見た夢ですが、二回見て、仕事に対して、ことごとく横やりが入る夢。支払いを拒絶される夢を見ました。今年の仕事運が心配になってきました。正夢なのでしょうか?
(ハンドルネーム:ねこ)

A 夢を整理してみましょう。まず「仕事に対して横やりが入る」という部分です。「横やり」の実態によって解釈もやや異なるのですが、それはクレームやうるさいチェックなどでしょうか。であれば、まったく問題はありません。クレームやチェックが入らない仕事など、世の中にはないからです。そして、クレームやチェックが入るということは、仕事をしている状況を意味していることになります。いえ、それどころか、クレームはむしろ、期待のあらわれとも言えるものです。新年早々、上司に叱られる夢をみたと落ち込む人がいますが、それはむしろ逆夢で、出世の夢だと考えてよいぐらいです。と、もしも「横やり」が、クレームやチェック、上司からのダメ出しなどであれば、たぶん仕事がうまくいくことを意味する吉夢だと解釈してもよいのではないでしょうか。
 たとえば、試験の前に試験に落ちる夢をみた、と心配する受験生がたくさんいます。しかし、この受験生たちが本当に試験に落ちるということはほとんどありません。それどころか、結果的には受かったという話を聞くことが多いのです。なぜでしょう? それは、「落ちたらどうしよう」というプレッシャーが原因です。
 逆に言いますと、受験生から試験に受かる夢をみたと告げられるほうが心配です。「正夢ですよね?」なんて聞かれても、私は何も答えられません。それどころか、叶わない願望を夢にみただけの充足夢の可能性があるからです。つまり、「試験に受かる夢は、逆夢として落ちる可能性が高い」と考えるべきです。試験も仕事も、プレッシャーが伴うものなので、逆夢になりやすいということもあります。
 
 さて次に「支払いを拒絶される」という部分についてですが、これもプレッシャーのあらわれという解釈ができるのではないでしょうか。支払い(報酬)とは、労働の対価として受け取ることができる権利ですので、拒絶されるということは通常はあり得ないからです。
 ただし、まだスタートしていないプロジェクトに関しての支払い(たとえば準備に必要な事業資金など)の支払いを拒絶される夢の場合には、まったく意味は違ってきます。それは、労働が発生しない(発生しない労働への対価を支払うことはあり得ない)という状況を意味します。もしくは、あなたが提案した企画は受け入れられないという状況かも知れません。ですが、クレームや注文などの「横やり」が入っていることを考えると、上司や顧客の要求に応えれば、最終的にはその支払いはなされるはずです。
 仕事に関する夢についての一般的な解釈について記載してみました、同様の夢をご覧になった方は、参考になさってください。
秋月さやか

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