誕生星座宮伝承…蟹座宮編
人生は、自分の居場所(テリトリー)そのもの
「人生は、自分の居場所(テリトリー)そのもの」
蟹座宮(CANCER)に太陽がとどまるのは、夏至から始まる約1ヶ月間。かつて古代エジプトではナイル川の氾濫時期はシリウスによって告げられましたが、シリウスと共に地平線に昇ってくる星座が蟹座だったのです。そのため蟹座には、水の支配者である蟹(あるいは亀)が描かれたと考えられます。
蟹座宮のエレメントは水(Aqua)。地を潤す肥沃な恵みの水。それは、すべての生命が水から生まれたように、そして水が生命を生かすように、母なる海をも意味します。
蟹座宮生まれの人々は、テリトリー意識が強い。人生とは自分のテリトリーを築くことそのものなのです。外に向けてテリトリーの拡大を計りながら、プライベートなテリトリー(たいていは家族、身内など)を守ろうとします。身内には愛情豊かですが、身内を守るために、外に向けて、つねに防御の鎧をまとっています。この人の周囲には、結束の固い運命共同体のような人間関係が生じます。何を守るのか、守らなければならないのか。自分の守りたいものによって、その運命が定まることになるでしょう。
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