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占術解説

いつ買えばいいのか?物を買うのに良い時期を占いたい!

 占星術では、物の購入に良い時期は、基本的には木星で占います。
 まず、物の購入とは、お金と物との交換手段。
 誕生時の星に対し、トランジット(運行)の木星が良い配置の時期には、金銭的にもゆとりがあるので、購入を考えやすい、ということからでしょう。
 ここで良い配置といっているのは、星相(アスペクト)でいえば0、120です。サインどうしが同エレメンツの関係性にある時と考えてよいかと思いますが、ただし、エレメントが同じであっても、正確に矩(スクエア)の星相(アスペクト)が形成されている時は避けたほうがいいでしょう。
 借金して購入の場合には、土星の配置が悪い時期を避けるべき。矩(スクエア)、衝(オポジション)です。合(コンジャンクション)は、他の矩や衝が絡んでいなければそれほど問題にはなりません。
 
 といっても、星相(アスペクト)は、現象を引き起こしますから、矩(スクエア)がタイトに形成された時に、物を購入したくなってしまうことって、多いのです。「このお値段は今だけですよ〜」などと、いかにも買え!というオススメもあったりしますし。まあ、安い物なら、別にかまわないんです。矩(スクエア)で衝動買いしたって、それはそれで楽しいストレス解消になりますから。
 でも高価な買物はちょっと待って。無理して手に入れたとたん、「いらなかったかも・・・」となってしまったら、泣きますからね。こういう時には、しばらく時間をおいて考えるべき。矩(スクエア)90度の星相(アスペクト)が、三合(トライン)120度に変化するのを待って、もう一度考えましょう。すると、すんなりと購入できることが多いようですから。
 
 そして、物の種類が何であるのかによって、判断に使用する星は異なります。生活用品ならネイタル(誕生時)の月が重要です。ネイタルの月に対して、木星の巡りが良い時期を探します。
 
 不動産はどうでしょう? 住居は月であると同時に、太陽でもあります。そして、財産という意味で、土星のトランジット(運行)も調べる必要があります。太陽、月、木星、土星。つまり、不動産の購入は、結婚時期の占い方と、かなり似ているのです。土星が絡みますから、購入に向いていない時期に入ると、しばらくは購入に適さない時期が続いてしまいます。
 
 車の購入時期を占う場合ですが・・・。まず、車は移動手段。ですから、ネイタルの火星が重要。仕事用に使うのであれば、水星も関係してきます。日常生活で買物用などに車を使用するとなれば、月に注目です。
 つまり、人によって、どのように使うのかによって、占い方も変わってきます。基本はネイタルの火星。仕事で使用するなら水星。日常生活(買物、子供や家族の送り迎え)に使用するなら月。そして車の場合には、トランジット(運行)の木星だけでなく、天王星の巡りも考慮してください。
 
 ただし、占いで良い時期に購入したからといって、絶対に壊れない! 事故なんて起こさない!というわけではありません。納得できる買物ができるかという問題と、物をメンテナンスしながら使いこなすことができるか、という問題は、異なります。物をいかに役立てるか。その責任は、あなた自身にあります。
 購入ではなく、長期的なレンタルの場合についても、これは当てはまります。たとえば、不動産。購入ではなく賃貸契約。車なら長期のレンタル契約。この場合の契約時期も、購入と同じように占ってください。

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