占星解説 2021
2021年の惑星の動き
2021年の惑星の動き
【木星】
木星は2021/12/19(22:08)に水瓶へと入ります。2021年2月には水瓶2デーク(水瓶10〜)、3/17には水瓶3デーク(水瓶20〜)へと進み、そして5/14には魚へ。しかし、6/20には魚02で逆行し、7/27には水瓶へ戻ります。10/18に水瓶22で逆行終了、順行して再び魚へと入るのは12/29。5月後半から12月まで、惑星逆行と順行を繰り返すS字ラインを描きながら、水瓶と魚の間をいったりきたりします。
木星が水瓶に戻った7/27から12/29までの運行は水瓶3デーク(水瓶20〜29)で、水瓶1デーク(水瓶00〜09)、水瓶2デーク(水瓶10〜19)にとってはさほど影響はありません。水瓶1デーク、水瓶2デークにとって影響があるのはおもに5月前半まで。5/15からの約3か月間は魚を運行しますが、魚02で逆行して水瓶へと戻ってしまうので、魚に対しての影響はあまり感じられず、影響があるとしても魚1デーク(魚00〜09)のみ。木星は、2021年12月29日に水瓶を去って魚へと本格的に進みます。
【土星】
土星が水瓶に入るのは2021/12/17(14:05)、3月前半までは水瓶1デーク(水瓶00〜09)を運行、3月半ばに水瓶2デーク(水瓶10〜)へと進んでいきます。5月下旬に逆行し、8月には水瓶1デーク(水瓶00〜09)へと戻り、10月下旬に順行となりますが、12月前半までは水瓶1デークを運行。12月後半になってから水瓶2デーク(水瓶10〜)へ。2022年3月前半まで水瓶2デーク(水瓶10〜19)を運行。水瓶3デーク(水瓶20〜)へ入るのは2022年3月になってから。土星は2023年3月まで、約2年3か月、水瓶を運行します。【天王星】
天王星はあいかわらず牡牛にあり、牡牛06から14まで順行、牡牛2デーク(10〜)へ入るのは04/18、8月半ばに牡牛14で逆行開始、牡牛10度まで戻ります。木星とのスクエア(矩)は2021/01/18(07:51)、土星とのスクエア(矩)は、2021/02/18(04:10)に発生。天王星は約7年間牡牛にありますが、(2018〜2026)、木星天王星、土星天王星とのスクエア(矩)が発生するのは2021年のみ。
【海王星】
海王星は現在、魚を運行中。魚18から23まで順行し、魚2デーク(魚10〜)へ進むのは2/22、6月下旬に逆行開始、魚20まで戻って、12月1日に順行へ。海王星は2011年から2025年までの約14年間、魚を運行します。【冥王星(準惑星)】
冥王星は現在、山羊を運行中。山羊24から26まで順行、4月下旬に逆行開始、24まで戻って10月上旬に順行、年末には山羊25にあります。冥王星は、2008年から2024年までの約17年間、山羊を運行します。冥王星(準惑星)が、個人の運命に直接影響を与えるかどうかについては慎重に考えるべきですが、2021年、山羊を運行する金星は、12/19逆行前後に、冥王星とコンジャンクション(合)となります。山羊での金星逆行は8年前にも発生し、その時、金星と冥王星は接近しましたが、コンジャンクション(合)は発生していません。なお、冥王星は質量が小さいため準惑星。(冥王星のさらに外側を回っているエリスも準惑星。エリスは牡羊を運行中)
【小惑星ケレス(準惑星)】
ケレス(セレス)は、約4.6年で全天を一周します。2021年、魚から牡羊、そして5月に牡牛に入り、8月に双子へ、10月に双子12で逆行し、12月下旬に牡牛へと戻ります。【水星の動きと逆行】
水瓶01/08(R01/30〜R02/21)→魚03/16→牡羊04/04→牡牛04/19→双子05/04(R05/30〜R06/23)→蟹07/12→獅子07/28→乙女08/11→天秤08/30〜(R09/27〜R10/19)→蠍11/06→射手11/25→山羊12/14→水瓶2022/01/022021年の水星逆行はおもに風のエレメンツ星座宮で発生します。水瓶における逆行期間(R01/26〜R2/21)は、不動宮(水瓶、牡牛、獅子、蝎)に感受点のある人たちにとって要注意期間。水瓶を運行する木星、土星、そして牡牛の天王星が関係する出来事が起こりやすくなります。双子における逆行期間(R05/30〜06/23)は、柔軟宮(双子、乙女、射手、魚)に感受点のある人たちにとっての要注意期間。魚を運行する海王星の影響も無視できません。天秤における逆行期間(R09/27〜〜R10/19)は、活動宮(牡羊、蟹、天秤、山羊)に感受点のある人たちにとっての要注意期間となります。
◇水瓶における逆行期間 (R01/26〜R2/21)
◇双子における逆行期間 (R05/30〜06/23)
◇天秤における逆行期間 (R09/27〜R10/19)
そして、運行する水星が太陽を追い越すのは、火のエレメンツ星座宮においてです。逆行発生の7か月後に、その衝の位置で、水星の太陽の追い越しが発生し、水星が太陽を追い越した5か月後に、その衝の位置で逆行が発生するという構造です。
◇牡羊における水星の太陽追い越し (水星合太陽) 04/19(Ari29)
◇獅子における水星の太陽追い越し (水星合太陽) 8/01(Leo08)
◇射手における水星の太陽追い越し (水星合太陽) 11/29(Sag29)
【金星】
山羊01/09→水瓶02/01→魚02/25→牡羊03/21→牡牛04/15→双子05/09→蟹06/02→獅子06/27→乙女07/28→天秤08/16→蠍09/11→射手10/07→山羊11/05(R12/19〜R2022/01/29)2021年の金星は、2021/03/30に牡羊(Ari10)で太陽を追い越して進み、太陽からどんどん離れていき、11月に山羊へ入って、明るく輝き、12/19から山羊で逆行開始。2022年1月にかけて、40日間の逆行に入ります。
◇山羊における金星逆行 Cap 11/05〜 (R12/19〜R2022/01/29)
【火星】
牡牛01/07→双子03/04→蟹04/23→獅子06/11→乙女07/30→天秤09/15→蠍10/30→射手12/132020年牡羊での火星逆行が終了し、2021年の火星は順行へ。逆行が発生した牡羊から牡牛へ入るのが01/07ですが、まだ火星の動きは遅く、約2か月間かけて牡牛を移動します。(次の逆行は2022年10月、双子で)
秋月さやか
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