占星解説 2024
2024年の星の動きデータ&占星イベント
2024年の星の動きデータ&占星イベント
2024年の水星は、風のエレメンツサインで太陽を追い抜き、逆行は、おもに火のエレメンツサインで発生します。2024年、金星の逆行はなく、6/2に双子で太陽を追い抜いて太陽の先を進んでいきます。金星は4月頃までは明け方の東の空にあって明けの明星として輝きます。5月、6月、7月は、太陽に近づくのでその姿は見えにくく、8月以降、日没後の西の空にあって宵の明星として明るく輝きはじめます。
火星逆行は、2024年12月から2025年2月にかけて発生します。11月に獅子へ入った火星の動きは遅く、12/07に獅子で逆行開始、25/01/06には蟹まで戻り、25/02/24に蟹で逆行終了。火星逆行開始はプレセペのあたり、火星逆行終了はシリウス近く。火星は、太陽が山羊から水瓶を運行する頃に衝となり、一晩中、夜空に輝きます。
木星は2023/05/17に牡牛へと入り、2023/09/04に牡牛15で逆行開始、12月下旬には牡牛05まで戻っています。
2024年の木星は5/26までの約5カ月間で牡牛05−29を順行。2/21に牡牛10(2デーク)、4/13には牡牛20(3デーク)と進み、5/26に双子へ。2023年の木星は、7カ月半かかって牡牛前半(牡牛00-15)を運行しましたが、2024年は約5か月間で牡牛05-29までを運行します。
2024/5/26双子に入った木星は07/09には双子10(2デーク)、09/15には双子20(3デーク)へと進み、10/09に双子21で逆行開始、双子2デークへと戻りますので、2024年内の運行は双子00-21までとなります。木星は2025/02/04に双子11まで戻って逆行終了、その後、2025/06/10まで、双子を運行します。
土星は、2023/03/07に水瓶から魚へと移動し、2024/03/01に魚10(2デーク)へと入り、6/30に魚19で逆行開始。11/15まで逆行し、魚12まで戻り、その後、順行して2024年12月下旬には魚14を運行。
土星は2025/05/25まで魚を運行、そののち牡羊に入りますが、2025/09/01 〜2026/02/14までの約半年間、再び魚に戻り、魚3デーク後半を運行します。
天王星はあいかわらず牡牛(牡牛19-27)を運行、9/01に牡牛27で逆行開始、2024年12月下旬には牡牛23まで戻ります。
海王星は魚(魚25-29)を運行し、7/02に魚29で逆行開始、12月には魚27まで戻ります。
2024年の冥王星は山羊から水瓶の移行期にあたり、山羊と水瓶をいったりきたりしています。
2024/01/21までは山羊、2024/01/21に水瓶へ入り、5/03に逆行して2024/09/02にまた山羊へと戻り、10/12に順行となって2024/11/20に水瓶へと進むという複雑な動きをします。なお、2024/11/20に水瓶に進んだ以降は、山羊へと戻ることはありません。
・天王星と木星のコンジャンクション(合)
牡牛を運行する天王星を木星が追い抜くのが2024/04/21 11:28。天王星と木星のコンジャンクションは13年に一度ぐらいの割合で発生します。13年前の木星と天王星のコンジャンクションは、2011/01/03に魚で発生しています。
ドラゴンポイントは、牡羊⇔天秤の軸にあり、蝕は、太陽が牡羊、天秤を運行する前後に発生しやすくなります。
・ドラゴンヘッド牡羊期間
2023/07/18 04:48 → 2025/01/12 08:04
- 【水星の動き 2024】
- 【金星の動き 2024】
- 【火星の動き 2024】
- 【木星の動き 2024】
- 【土星の動き 2024】
- 【天王星の動き 2024】
- 【海王星の動き 2024】
- 【冥王星(準惑星)の動き 2024】
- 【占星イベント 特徴的な惑星配置 2022〜2026】
- 【ドラゴンポイントの動き2024】
- 【日蝕&月蝕 2024】
- 【四季図 2024】
【水星の動き Mercury 2024 】
2024年の水星は、おもに風のエレメンツサインで太陽を追い抜き、逆行は、おもに火のエレメンツサインで発生します。Cap01/14→Aqu2/05→Pis2/23→Ari 03/10 (R04/02 〜4/25)→Tau 5/16 →Gem 06/03 →Can 06/17→Leo 07/02→Vir 7/26 (R08/05〜8/15)→Leo 8/15 (R8/19〜8/29)→Vir 09/09 →Lib 09/26→Sco 10/14 →Sag 11/03 (R11/26〜12/16)→Cap 25/01/08→Aqu25/01/28→00Pis 25/02/14→Ari 25/03/03
◇水星逆行射手
R(SagR29) 2023/12/23 15:19〜D(22Sag)2024/01/02
◇水星逆行牡羊
R(27Ari) 04/02 07:16〜D(16Ari) 04/25 21:55
◇水星逆行乙女
R (04Vir) 08/05 13:57〜D(00Vir)8/15 09:17
◇水星逆行獅子
R(29Leo)8/15 09:17〜D(21Leo) 08/29 06:15
◇水星逆行射手
R(22Sag) 11/26 11:48〜D(06Sag) 12/16 05:58
【水星の動きと逆行のしくみ】
水星逆行は、水星が太陽の先を進んで太陽から最大に離れた状態(東方最大離角18度〜28度)の後に発生します。水星(内惑星)の軌道が、太陽と地球の間に入りこみ、地上から眺めた時に、水星がそれまでとは逆方向へと動いていくように見えるため。逆行初期には、水星が逆行して太陽に近づいていくように見えます。逆行開始から11日目ぐらいに水星は太陽と重なります。逆行している水星と太陽との合(コンジャンクション)は、太陽と地球との間で起こる内合です。この時、水星の姿は、太陽の光の中で見えません。
太陽は順行して水星を追い抜き、水星は逆行して、太陽の後方へと遠ざかっていくように見えます。そして太陽に追い抜かれたのち11日後ぐらいに順行に転じます。水星の軌道は太陽の裏側に回り込み、水星が太陽の西側であって最大に離れるように見える西方最大離角が発生します。
その後、水星は太陽を追いかけるように進んで太陽に追い付き、太陽と並びますが、この時の水星と太陽の合(コンジャンクション)は、地球から見て太陽の裏側で起こる外合です。水星の姿は太陽の光の中で見えません。その後、水星は太陽を追い抜いて進み、東方最大離角(18度〜28度)となったのち、逆行が開始されます。
水星逆行期間は約21日前後、3週間ほどで、逆行度数は8度〜15度。なお、逆行中の内合と、順行時の外合との間隔は、53日間前後です。水星逆行は、約4ヶ月(120日サイクル)に一度の頻度で発生しますので、1年間に3回程度。
逆行開始度数は120度前後で移動し、たいていの場合には120度弱ですが、何回かは同エレメンツの次サインで発生します。しかし場合によっては105度ほどしか移動せず、これが何回か繰り返されると、開始度数は次エレメンツサインへと移動していきます。
水星逆行エレメンツサインは、約1年ごとに、水→風→地→火→水→風…と移行します。
水星逆行を郵便物の遅延や交通機関の混乱と結びつける解釈をする占術家がいますが、実際にそのようなことは報告されていません。情報遅延や誤報が発生しやすいアストラル・サイクルとして約120日間という水星逆行サイクルを採用するかどうかは、各占術家の解釈次第です。
【金星の動き Venus 2024 】
2024年、金星の逆行はありません。2023年の逆行終了後、金星は太陽を追いかけながら進み、6/2に双子で太陽を追い抜いて、太陽の先を進んでいきます。金星は4月頃までは明け方の東の空にあって明けの明星に、5月、6月、7月はその姿は見えにくく、8月以降は、日没後の西の空にあって宵の明星となります。次の逆行は2025年3月、牡羊から魚にかけて発生します。
Sag 2023/12/30→Cap 01/23→Aqu 02/17→Pis 03/12→Ari 04/05→Tau 04/29→Gem 5/24→Can 06/17→Leo 07/12 →Vir 08/05→Lib 08/29→Sco 09/23→Sag 10/18→Cap 11/12→Aqu 12/07→Pis 25/01/03
【金星の動きと逆行のしくみ】
金星が太陽の先を進み、太陽の東側に大きく離れる東方最大離角(48度前後)になると、その姿は日没後の西の空に宵の明星として輝きます。その後、金星の軌道は、太陽と地球の間に入りこみ、それまでとは逆方向へと動くように見える逆行開始。逆行する金星は太陽に近づいていくように見え、逆行開始から21〜23日目ぐらいに、太陽と重なります。逆行する金星と太陽との合(コンジャンクション)は、太陽と地球との間で起こる内合です。太陽に追い抜かれた金星はさらに逆行して太陽の後方へと遠ざかるように見え、金星の軌道が太陽の裏側に回りこむまで、逆行が続きます。金星逆行期間は約40日前後、6週間ほどで、逆行度数は15度ほど。
逆行終了直後の金星の運行は遅く、太陽からどんどん引き離され、金星が太陽の西側に大きく離れる西方最大離角は、逆行終了後に発生します。太陽の後を進む金星は、明け方の明けの明星として日出前の東の空に輝きます。
その後、金星は太陽を追いかけるように速度をあげて進み、太陽に並びますが、この時の金星と太陽の合(コンジャンクション)は、地球から見て太陽の裏側で起こる外合です。太陽を追い越した金星は、太陽の東側に大きく離れる東方最大離角となり、日没後の西の空に宵の明星となります。
金星逆行は1年7ヶ月(19カ月)に1度の割合なので、発生する年としない年があります。同一サイン内で逆行が発生する場合、逆行前後も含めて、長期間に渡って金星がひとつのサイン内を運行することになります。
金星逆行サインの次のサインに対し、衝(オポジション)となる前後のサインで次の逆行が発生します。つまり、逆行は、金星ひとめぐりと半周+サインひとつごとに発生します。かつて2021年の金星逆行は山羊で発生しました。そして山羊の次サインの水瓶の衝(オポジション)となる獅子が、2023年の金星逆行サインとなります。
【火星の動き Mars 2024】
すでに2023年(Conjunction Sol Sco25 11/18)、蝎を運行している火星を太陽が追いぬき、火星が太陽のあとをついていきながら、だんだんと遅れていくようになります。そして2024年12月、火星が獅子06で逆行開始。逆行は2025年2月にかけての約2カ月半、続きます。火星は2025年1月には逆行して蟹へと戻り、2025年2月に蟹17で逆行終了。火星逆行開始はプレセペのあたり、火星逆行終了はシリウス近く。
獅子から蟹へと戻る火星は、太陽が山羊から水瓶を運行する頃に衝となり、一晩中、夜空に輝きます。
Sag2023/11/24→Cap 01/01→Aqu 02/13→Pis 03/23→Ari 5/01→Tau 06/09→Gem 07/21→Can 09/05 →Leo 11/04 R(12/07〜25/01/06) →Can 25/01/06 (R25/01/06〜25/02/24)(D25/02/24〜25/04/18 13:22)→Leo 25/04/18〜25/06/17
◇火星太陽合
Conjunction Sol Sco25 23/11/18
◇火星逆行獅子
R(06Leo)2024/12/07 08:34 〜R(00Leo)2025/01/06
◇火星逆行蟹
R(29Can) 25/01/06 19:45〜D(17Can) 25/02/24 11:01
◇火星太陽衝
Opposition Sol MrsR (26Cap-Can)25/01/16
【火星の動きと逆行のしくみ】
火星は水星や金星のような内惑星ではなく、外惑星です。地球の外側を運行していく火星の速度は地球よりも遅く、地球が追い抜いていく時に、火星逆行が発生します。普通列車が走っている路線の脇を、後ろからやってきた急行電車が追い抜いていくところを想像してみてください。あなたは急行列車に乗っています。急行列車が普通列車に追い付いた時、2本の電車は一瞬、並んで走りますので、普通電車の動きが止まっているかのように、車両の中がよく見えるはずです。その後、急行列車は普通列車を追い越し、普通列車はどんどんと後ろに遠ざかっていきます。火星は先を走っていた普通列車で、後からやってきた急行列車が地球です。地球は火星を追い越して先へ進んでいき、しばらくすると、さきほど追い越した火星を追いかけ、追い付き、追い越します。
地球が火星に並んだ時が、地上への火星接近、そして地球が火星を追い抜いた直後に、火星逆行が発生します。これは火星が(地球を挟んで)太陽に対し衝(オポジション)となる配置ですので、夜空には一晩中、火星が明るく輝いて見えます。火星逆行終了は、逆行する火星と太陽が衝(オポジション)となった約1か月後です。逆行終了後、順行となった火星は、後ろからやってきた太陽に追い抜かれます。太陽火星合(コンジャンクション)。それは、太陽火星衝(オポジション)ののち、約1年後ぐらいのタイミングです。火星は太陽の後を遅れながら進み、前回の逆行サインを越えてしばらく進んだあたりで、後ろからやってきた地球に追い抜かれて逆行開始、そして太陽と衝(オポジション)。地球がどんどん先へ進み、太陽と逆行する火星の角度が150度あたりになると、そろそろ逆行終了。
火星逆行の周期は約2年2カ月ごとで、火星逆行期間は約2ヶ月間ちょっと、だいたい75日間前後で、その間の逆行度数は18度前後。逆行開始直後と、逆行終了直後は、ほとんど動かない留(ステーショナリー)と呼ばれる状態になります。逆行期間前後を含めて、1つのサインに半年ほど留まる場合がほとんどですが、前のサインまで戻ることもあります。
火星と太陽の合(コンジャンクション)と衝(オポジション)は、1年1か月前後の周期です。
たとえば2018年7月27日、逆行する火星は水瓶04で獅子04の太陽と衝(オポジション)。その1年1カ月後の2019年9月1日には、乙女08を順行している火星を、太陽が追い越し、火星太陽合(コンジャンクション)。それから1年後、2020年9月には牡羊で火星逆行が起こり、10月14日には、牡羊21で逆行する火星と、天秤21を運行する太陽の衝(オポジション)が発生。火星(順行)太陽合(コンジャンクション)の2019年9月1日から1年1か月後となります。
2020年10月14日の火星逆行時の太陽コンジャンクション(合)から約1年後の2021年10月08日には、天秤15を順行する火星を、太陽が追い越して火星太陽合(コンジャンクション)、2022年10月30日に火星が逆行を開始し、2022年12月08日には、双子16で逆行する火星に対し、射手16を運行する太陽が衝(オポジション)となりますが、これは順行の火星太陽合(コンジャンクション)が発生した2021年10月8日の1年2か月後になります。
【木星の動き Jupiter 2024】
2024年の木星は、05/26に牡牛から双子へと進みます。逆行はR2024/10/09(双子21-)、12月下旬に双子13まで逆行。天王星とのコンジャンクション(合)が2024/04/21 11:28に発生。
木星は2023/05/17 02:21に牡牛へ入り、2024/05/26 08:16まで牡牛を運行
木星牡牛逆行(R2023/9/04 〜12/31)
木星は2024/05/26 08:16から双子に入り、2025/06/10 06:03まで双子を運行
木星双子逆行(R2024/10/09 〜2025/02/04 )
Jup Tau D (Tau00-15) 2023/05/17 02:21〜2023/09/04 23:12 R (Tau15-05) 2023/09/04 23:12〜2023/12/31 11:42 D (Tau05-29) 2023/12/31 11:42〜2024/05/26 02:21 Jup Gem D(Gem00-21) 2024/05/26 02:21〜2024/10/09 16:06 R(Gem21-11) 2024/10/09 16:06〜2025/02/04 18:42 D(Gem11-29) 2025/02/04 18:42〜2025/06/10 06:03木星牡牛1デーク(Tau00〜09) 2023/05/17〜07/05
木星牡牛2デーク(Tau10〜19) 2023/07/05〜(R9/04 23:12〜11/06)〜2023/11/06
木星牡牛1デーク(Tau00〜09) 2023/11/06〜(R11/06〜12/31 11:42)〜2024/02/21
木星牡牛2デーク(Tau10〜19) 2024/2/21〜2024/04/13
木星牡牛3デーク(Tau20〜29) 2024/4/13〜2024/05/26 08:16
木星双子1デーク(Gem00〜09)2024/05/26 08:16〜07/09
木星双子2デーク(Gem10〜19) 2024/07/09〜09/15
木星双子3デーク(Gem20〜29) 2024/09/15 (R10/09 16:06〜11/06)
木星双子2デーク(Gem10〜19) 2024/11/06 (R11/06〜D2025/02/04 18:42)〜2025/4/24
木星双子3デーク(Gem20〜29) 2025/04/24〜2025/06/10 06:03
【木星の動きと逆行のしくみ】
木星は、約12年で全天を一周します。従って1年で約30度前後移動していくことになります。が、30度を順行するわけではありません。
木星は(火星と同様に)外惑星ですので、木星を地球が追い越して進む時に、逆行が発生します。地球は、1年で全天を一周しますから、木星の速度の12倍です。地球が木星を追いかけ、木星に並び、そして追い抜いたのち、木星逆行。木星逆行の前後には、木星は太陽の反対側にあって木星太陽衝(オポジション)。一晩中、夜空に輝きます。逆行期間は約4カ月間、その間に木星は10度ほど戻ります。前サインに戻ることもあります。木星太陽衝(オポジション)が発生した2か月後ぐらいに木星逆行は終了。その後、順行となった木星の移動速度はだんだんと速くなり、8カ月ほどで45度前後を移動して次のサインへと入ります。木星順行時の木星太陽合(コンジャンクション)は、木星太陽衝(オポジション)の半年後から7カ月後ぐらいに発生。逆行終了のち8〜9カ月後ぐらい順行して45度移動し、それから次の逆行に入って4カ月間で10度ほど戻るといったサイクルの繰り返しです。
2020年の例でいえば、木星は2020/12/19に水瓶へ入り、2021/05/14には魚へ入って2021/06/19魚02まで順行、9カ月で45度移動します。
そして2021/06/19から魚で逆行開始、07/28には水瓶へと戻り、10/18まで逆行し、水瓶22まで戻るので10度逆行。45度進んで10度戻る。
なお、2021/05/14 07:34に魚へ入って魚イングレス1回め、いったん水瓶に戻って再び魚に入るのが2021/12/29 13:11、魚イングレス2回めとなります。
順行、逆行に伴って木星がサイン移動し、イングレスが2回発生することもあります。イングレス・チャートは、木星がそのサインにある時の傾向を占うために使用するものですが、私はかつて、イングレスは1回め(順行)を採用する、と学びました。
【土星の動き Saturn 2024】
2024年の土星は魚を運行(魚3-魚19)、06/30(魚19)逆行〜11/15(魚12)、12月下旬には魚14。土星は2023/03/07 22:36に魚へ入り、2025/05/25 12:37までの約2年2カ月、魚を運行。その後、2025/09/01に再び魚へ戻り、2026/02/14まで魚を運行します。
Sat Pis2023/03/07 22:36〜2025/05/25 12:37 D Pis(00-07) 2023/03/07 22:36〜2023/06/18 R Pis(07-00) 2023/06/18 02:29〜2023/11/04 D Pis(00-19) 2023/11/04 16:04〜2024/06/30 R Pis(19-12) 2024/06/30 04:08〜2024/11/15 D Pis(12-29) 2024/11/15 23:21〜2025/05/25 Sat Ari 2025/05/25 12:37〜2025/09/01 D Ari 2025/05/25〜2025/07/13 R Ari 2025/07/13〜2025/09/01 Sat Pis 2025/09/01 17:08〜2026/02/14 R Pis 2025/09/01 17:08〜2025/11/28 D Pis 2025/11/28 12:53〜2026/02/14土星魚1デーク(Pis00〜09) 2023/03/07 22:36〜2024/03/01
土星魚2デーク(Pis10〜19) 2024/03/01〜2025/02/23
土星魚3デーク(Pis20〜29) 2025/02/23〜2025/05/25 12:37
土星牡羊1デーク(Ari00〜09)2025/05/25 12:37〜2025/09/01
土星魚3デーク(Pis20〜29) 2025/09/01 17:08〜2026/02/14 09:13
土星牡羊1デーク(Ari00〜09)2026/02/14 09:13〜2026/05/08
【土星の動きと逆行のしくみ】
土星は、約30年で全天を一周。目に見える惑星の中で、もっとも動きの遅い星です。1つのサインを、2〜3年かかって移動します。
土星が全天を1周するには、30年という長い時間が必要です。30年たてば、子供は大人になり、次の世代も誕生しているでしょう。親世代は祖父母世代になり、祖父母世代は世を去っているかもしれません。世代交代に伴って世の中も大きく変わります。
土星は(木星と同様)外惑星ですので、土星を地球が追い越して進む時に、逆行が発生します。地球は、1年かかって太陽の周りを回っていますので。1年に一度、地球は土星を追い越します。地球が土星に並んで追い抜いたのち、土星逆行。土星逆行の前後には、土星は太陽の反対側にあって土星太陽衝(オポジション)となり、一晩中、夜空に輝きます。
2020年の例でいうなら、土星は2020年9月下旬から順行(山羊17)、2021年5月まで順行して水瓶13まで進みました。8カ月で26度順行。その後、逆行し、水瓶6度まで戻ったので、7度戻り、1年1カ月で19度を移動したことになります。
土星の動きは遅く、30年の間に、木星に1〜2度追い抜かれます。木星と土星が同サイン内で並ぶと大合(グレートコンジャンクション)が発生します。大合(グレートコンジャンクション)は20年に一度の周期で発生します。
大合(グレートコンジャンクション)の発生地点は、20年ごとに、約240度移動します。2000年の6月の大合(グレートコンジャンクション)は、牡牛22度〜23度。そして2020年には山羊29で発生したので、247度移動しています。そして2040年10月の大合(グレートコンジャンクション)は、天秤17〜18度で発生しますので、240+17=257度です。
さて、1800年〜2000年までのグレートコンジャンクションは、おもに地の星座宮で発生し(2000Tau 1960Cap、1941Tau、1920Vir、1901Cap)、しかし2020年からは風の星座宮に移行し、これから200年間の世界の流れを象徴すると考えられています。アストロロジャーのみならず、スピ系の人々が「風の時代」といっている根拠は、大合(グレートコンジャンクション)の星座宮移動のことです。
【天王星 Uranus 2024】
2024年の天王星は牡牛を運行(牡牛19-27)、 09/02に逆行開始、12月下旬に牡牛23。木星とのコンジャンクション(合)が2024/04/21 11:28に発生。
天王星は2019/03/06に牡牛へ入り、2025/07/07まで牡牛を運行。そして2025/11/08から2026/04/26までもう一度、牡牛に戻ります。
2019/03/06 17:28牡牛→2025/07/07 16:46 双子→2025/11/08牡牛→2026/04/26双子
Ura Tau 2019/03/06〜2025/07/07 R Tau(18-14) 2022/08/24〜2023/01/23 D Tau(14-23) 2023/01/23〜2023/08/29 R Tau(23-19) 2023/08/29〜2024/01/27 D Tau(19-27) 2024/01/27〜2024/09/02 R Tau(27-23) 2024/09/02〜2025/01/31 D Tau(23-29) 2025/01/31〜2025/07/07 Ura Gem 2025/07/07〜2025/11/08 D Gem(00-01) 2025/07/07〜09/06 R Gem(01-00)09/09〜11/08 Ura Tau 2025/11/08 11:23〜2026/04/26 R Tau(29-27) 2025/11/08〜2026/02/04 D Tau(27-29) 2026/02/04〜2026/04/26天王星牡牛1デーク(Tau00〜09) 2019/03/06 17:28〜2020/07/05
天王星牡牛2デーク(Tau10〜19) 2020/07/05〜2020/9/27
天王星牡牛1デーク(Tau00〜09) 2020/09/27〜2021/04/18
天王星牡牛2デーク(Tau10〜19) 2021/04/18〜2023/05/28
天王星牡牛3デーク(Tau20〜29) 2023/05/28〜2023/12/10
天王星牡牛2デーク(Tau10〜19) 2023/12/10〜2024/03/13
天王星牡牛3デーク(Tau20〜29) 2024/03/13〜2025/07/07 16:46
天王星双子1デーク(Gem00〜09)2025/07/07 16:46〜2025/11/08 11:23
天王星牡牛3デーク(Tau20〜29) 2025/11/08 11:23〜2026/04/26 09:51
【天王星の動きと逆行のしくみ】
天王星は、望遠鏡によって発見された土星以遠惑星、トランス・サタニアンです。(1781年3月13日 ウィリアム・ハ―シェルが発見)
しかし、天王星の衝(太陽の向かい側を運行する時期)は、5.6等ぐらいの明るさになるので、空気が澄んだ場所で、視力のよい人なら、なんとか肉眼で見ることは可能です。
約84年で全天1周。1サインを約7年で移動します。逆行が起こる仕組みは、土星と同様です。地球が動きの遅い天王星を、1年に一度、追い越したのちに逆行が発生します。
天王星は平均すれば1年で30度÷7年=4度ほど移動しますが、順行時には7カ月で8度ほど進み、その後、逆行が5カ月ほど続いて4度ほど戻り、進んだり戻ったりを繰り返しながら、サインを通過していきます。
【海王星 Neptune 2024】
2024年の海王星は魚を運行。2012/02/04から魚に入った海王星は、2025/03/31まで、魚を運行します。Pis2011/04/04 22:52→Aqu2011/08/05 11:55→Pis2012/02/04 04:04→Ari2025/03/31 21:00→Pis2025/10/22 18:49→Ari2026/01/27 02:38
Nep Pis 2011/04/04 22:52〜2011/08/05 11:55 2012/02/04 04:04〜2025/03/30 2025/10/22 18:49〜2026/01/27 D pis(22-27) 2022/12/04〜2023/07/01 R Pis(27-24) 2023/07/01〜2023/12/06 D Pis(24-29) 2023/12/06〜 2024/06/02 R Pis(29-27) 2024/07/02〜2024/12/08 D Pis(27-29)2024/12/08〜2025/03/30海王星魚3デーク(Pis20〜29) 2021/02/22〜2025/03/31 05:00
海王星牡羊1デーク(Ari00〜09)2025/03/31 05:00
【海王星の動きと逆行のしくみ】
海王星は、1846年9月23日に発見されました。天王星のさらに外側を回っています。海王星の最大光度は7等級なので、肉眼で見ることはできません。
全天を1周するのは165年、天王星の約2倍の時間がかかることになります。1サインに留まる期間も天王星の2倍で14年間。海王星が特定のサインを運行する14年内のうちに1度は、木星が海王星と並びます。しかし、土星は、14年間のうちに必ず海王星のあるサインに入るわけではありません。
海王星が魚を運行する期間内において2022/04/12 23:44に海王星木星合(コンジャンクション)が発生します。
土星は2023/03/07に魚へと入りますが、海王星はすでに魚の終わりを運行しており、土星が海王星に追い付くまでに、魚を去ってしまいますので、魚において土星海王星合(コンジャンクション)は発生しません。海王星と土星が合(コンジャンクション)になるのは、海王星が牡羊に入ってからの2025年8月、牡羊1において。また、2026年2月牡羊0において。
【冥王星(準惑星) Pluto 2024】
2024年の冥王星は山羊から水瓶への移行期にあたっています。(すでに2023/03/23から2023/06/11まで冥王星は水瓶を運行していましたが)、2024/01/21までは山羊へと戻り、2024/01/21に水瓶へ入りますが、5/03に逆行して2024/09/02 09:11にまた山羊へと戻り、10月に順行となって2024/11/20 05:30に水瓶へと進むという複雑な動きをします。なお、2024/11/20に水瓶に進んだ以降は、山羊へと戻ることはありません。
2023/03/23 21:14 水瓶→2023/06/11 18:48山羊→2024/01/21 09:51水瓶→2024/09/02 09:11山羊→2024/11/20 05:30水瓶→
Plo D Aqu(D00-00) 2023/03/23 21:14〜 R Aqu(R00-00) 2023/05/02 02:10〜 R Cap(R29-27) 2023/06/11 18:48〜 D Cap(D27-29 )2023/10/11 10:12〜 D Aqu(D00- 02 )2024/01/21 09:51〜 R Aqu(R02-00)2024/05/03 02:47〜 RCap (R29-29)2024/09/02 09:11〜 DCap(D29-29)2024/10/12 09:35〜 DAqu(D00- )2024/11/20 05:30〜
【冥王星(準惑星)の動きについて】
冥王星は準惑星です。なぜ惑星ではないのか、その大きさが月よりも小さいということが、冥王星が準惑星となった理由の1つです。
さて、冥王星の公転周期は248年。全天を248年かかって1周します。冥王星が発見されたのは1930年2月18日。冥王星は肉眼では見えず、しかもその発見は望遠鏡ですらなく、写真からでした。
冥王星が発見されたのは蟹、現在、冥王星は山羊から水瓶へと移行しつつあり、12サインのうちすでに7サインを通過しています。冥王星の軌道は楕円で、各サインを通過する時間は不均等です。
(蟹に入ったのは1912年と考えられ、それから1939年までの27年間、蟹を運行、1938年から1958年までの20年間を獅子、1958年から1972年までの14年間を乙女、1972年から1984年までの12年間を天秤、1983年から1995年までの12年間を蠍、1995年から2008年までの13年間で射手を通過しています。)
冥王星の軌道はいびつで、1978年から1999年まで、冥王星の軌道は海王星の内側に入り込んでいたため、太陽系最遠の惑星は海王星でした。占星術師たちが冥王星を重視したのは、冥王星を太陽系最遠の惑星であると考えたためです。
が、冥王星のさらに外側にも太陽系の天体(準惑星、彗星)が存在します。冥王星の双子と称されることもあるエリス(Eris)は、冥王星よりも遠いところを回っており、その公転周期は560年です。しかし、冥王星もエリスも、質量の小さい準惑星で、これらは小惑星と同列とみなすべきでしょう。
(つまり、冥王星を占星術上の惑星として扱うのであれば、小惑星の存在もまた重視しなくてはならないという問題を引き起こしてしまいます。従って、冥王星を占星術上においても重視しないという考え方に筆者は賛成ですが、このあたりは占術家によって意見が異なるところでしょう。)
【占星イベント 特徴的な惑星配置 2022〜2026】
・海王星と木星のコンジャンクション(合) 2022/04/12 23:44魚を運行する海王星と、木星のコンジャンクションは、約13年に一度発生する配置ですが、魚での発生は1856年以来、162年ぶり。1856年は海王星が発見された10年後なので、海王星発見から、2回めの魚における海王星木星合(コンジャンクション)となります。
・冥王星と火星のコンジャンクション(合) 2024/02/13 21:00頃
火星冥王星合(コンジャンクション)自体は、2年半に一度ぐらい発生しますが、冥王星が水瓶に入った直後に、火星も水瓶に入り、冥王星を追い抜いて進みます。火星は外惑星ですが、占星術では大惑星の扱いにはならないので、必ずしも重要度が高いというわけではありません。
・天王星と木星のコンジャンクション(合) 2024/04/21 11:28 木星が牡牛に入るのは2023年ですが、牡牛を運行する天王星を木星が追い抜くのは2024年に入ってから。天王星と木星のコンジャンクションは13年に一度ぐらいの割合で発生し、13年前の木星と天王星のコンジャンクションは、2011/01/03に魚で発生しています。
牡牛を運行する天王星と木星とのコンジャンクション(合)は、かつて1858年に(つまり164年前)牡牛29で発生。1858年は安政五年、幕末。黒船、日米修好通商条約。中国ではアロー戦争、天津条約。蒸気機関車はすでにあったが、ガソリン自動車はなく、飛行船もこれから。
・海王星と土星のコンジャンクション(合) 2026/02/21 01:54
2023年に魚に入った土星は海王星を追いかけますが、土星が追いつく前に海王星は牡羊へと入り、その直後に土星が牡羊に入って、海王星を追い抜きます。
海王星と土星のコンジャンクションは33年前、1989年に山羊で発生、この時には天王星も山羊にあり、ベルリンの壁崩壊、そして長かった昭和が終わった年。
海王星が発見されたのが1846年、それからまだ176年なので、すべてのサインにおける海王星土星のコンジャンクションが経験されたわけではありません。
【ドラゴンポイントの動き2024】
ドラゴンヘッドは、2023/07/18 04:48〜2025/01/12 08:04まで牡羊を運行し、ドラゴンポイントは牡羊(ヘッド)⇔天秤(テイル)の軸にあります。つまり、蝕はサイン牡羊、サイン蠍、もしくはその前後のサインで発生しやすくなります。ドラゴンヘッド牡羊期間 2023/07/18 04:48→2025/01/12 08:04 牡羊と天秤がおもな蝕のサインとなります。太陽が牡羊を運行する牡羊月、つまり春分の日(黄経00度)からの1か月間、そして天秤を運行する天秤月、秋分の日(黄経180度)からの1か月間の新月と満月において、日蝕月蝕が発生しやすくなります。
【ドラゴンポイント 龍頭&龍尾】
ドラゴンポイントとは、太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点の移動を繋いだ架空の軌道を運行する架空の感受点です。通常の惑星とは逆向きに運行します。ドラゴンポイントは昇交点と降交点の2カ所。昇交点がドラゴンヘッド(龍頭)、降交点がドラゴンテイル(龍尾)。この架空のポイントは1年に19度ずつ移動(逆行)し、約18年で全天を1周します。従って、ひとつのサインを約1年半で通過します。
ドラゴンポイントの前後18度以内で起こる新月は日蝕に、満月は月蝕となります。太陽がドラゴンポイント近くを運行する期間を「蝕の季節」と呼びます。ドラゴンポイントは、ヘッド(昇交点)とテイル(降交点)が180度の関係性のため、およそ半年に一度の割合で、日蝕と月蝕のセットが発生します。日蝕と月蝕がそれぞれ1回ずつですが、稀に、2回発生する場合があります。
【日蝕&月蝕2024】
FullMoon 05LibE 2024/03/25 16:01NewMoon 19AriE 2024/04/09 03:22
FullMoon 25PisE 2024/09/18 11:36
NewMoon 10LibE 2024/10/03 03:50
【四季図 2024】
冬至図 Cap00 2023/12/22 12:28(JST)Winter solstice(国立天文台データ12:27)春分図 Ari00 2024/03/20 12:08(JST)Spring Equinox(国立天文台データ12:06)
夏至図 Can00 2024/06/21 05:52 (JST)Summer solstice(国立天文台データ05:51)
秋分図 Lib00 2024/09/22 21:45(JST)Autumnal Equinox(国立天文台データ21:44)
冬至図 Cap00 2024/12/21 18:22(JST)Winter solstice (国立天文台データ18:21)
注・国立天文台データは( )内。アメリカンエフェメリスと国立天文台データは1〜2分ほど異なる場合があります。
秋月さやか
占術解説 > 占星解説 2024 2024年の星の動きデータ&占星イベント
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